今年も「蟹取県」ウェルカニＣＰ

「カニにかける想い日本一」

鳥取県は今年も９月１日から２０２６年３月まで「蟹取県ウエルカニキャンペーン」を実施する。水揚げ量日本一を誇るカニの県をアピールする恒例のキャンペーンで、今回で12回目。

キャンペーンはタレント（前年度はゆりやんレトリィバァさん）を起用して、カニとともに鳥取県の魅力を発信するもので、キャンペーン対象施設に宿泊すると毎月１００人、総勢６００人に「鳥取県の旬の蟹」が当たるというもの。前年は１万３千件以上の応募があった。

スマホで気軽に参加できるのがデジタルスタンプラリー。鳥取県東部・中部・西部の３つから好きなコースを選んで、スタンプを３つ集めると、県特産品の詰め合わせが当たる。

鳥取県のカニに関するこだわりは群を抜いており、カニに関する５つの日本一を宣言。①鳥取県の主要漁港での「カニの水揚げ量日本一」②カニの消費量が全国平均消費量の約５倍。岩美町の中学校の給食では卒業前の３年生に１人１尾、地元のカニを提供するほどの「カニの消費量日本一」③漁獲後すぐに冷却海水に入れ生きたカニを販売しているため「新鮮活カニ出荷日本一」④松葉ガニの養殖場「カニ牧場」は東京ドーム２３４０個分の広さがあることから「カニの牧場面積日本一」⑤県名を「蟹取県」へ改名するほどの思いを持ち、ベテランの目利き人がカニを選別する「カニにかける想い日本一」―とアピールしている。

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