「チームラボ 高知城 光の祭」11月8日から 光のアートと歴史がコラボ
前回好調、今回は会期を延長して開催
歴史情緒×アートが生む幻想空間が帰ってくる−。昨年末から今年年明けまで実施された「チームラボ 高知城 光の祭 2019−2020」が11月8日から再び開かれる。アート集団「チームラボ」が夜の高知城を光のアート空間に。11万人超が来場し好調だった前回から会期を延長、20年1月13日までの開催で、一層の来場者増が期待される。
「光の祭」は昨年の明治維新150年を記念して初開催。志国高知幕末維新博推進協議会が夜間観光の魅力増強で旅行者の滞在時間延長を促進しようというねらいで開催した。日本各地の城郭や寺社で同様のアート展開催の実績を持ち、国内外から評価を集めるチームラボに依頼し、日本三大夜城・高知城ならではの展覧会に仕上げた。
その前回は46日間の会期に約11万2千人が来場。目標としていた約4万1千人に対し、達成率271%という驚異的な記録を打ち立てるほど人気を博した。アンケート調査からは県外客が52・5%と過半数超に。香川や愛媛、岡山という近隣からに続き、東京や大阪、首都圏、関西圏からの来場の多さ、男女比で3分の2を占めた女性の多さが目立った。
この人気を受けて、今回は会期を前回の約1・5倍となる67日間に延長。展示作品を一部入れ替え、また新しい趣きで展開する。
「光の祭」では、高知城が人々の存在によって光などが変化する、インタラクティブなアート空間になる。歴史情緒あふれる高知城本丸や石垣、高知公園二ノ丸、三ノ丸が光の独創的空間に変ぼうする。こんな機会は会期中だけだ。
時間は17時30分−21時30分(最終入場は21時)。
料金は大人前売が1千円、会期中は同1100円。20人以上の団体は同1千円。天守入館券は現地で別途必要。前売は10月15日−11月7日。
四国高知 旅のおすすめサイト
- 高知の旬は自然体験ぜよ 全県でアクティビティ充実(19/10/24)
- 着地型ツアーで「もっとこうち」(19/10/24)
- 本場のタタキを体験 高知県内観光施設、ツアーで実施(19/10/24)
- 隈研吾さんの建物探訪 梼原町、来春から専門ガイドも(19/10/24)
- 四国最南端で星空観察 あしずり温泉郷、夜の人気企画(19/10/24)
- 20年春、観光列車「志国土佐 時代の夜明けのものがたり」デビュー(19/10/24)
- 宿泊やバス料金助成で旅行商品造成を促進 高知県観光コンベンション協会(19/10/24)