北陸・旅の魅力磨き勝負の冬春へ・福井編

北陸新幹線が2024年3月に福井・敦賀延伸により、首都圏から注目を集めるようになった石川県・加賀温泉郷と福井県・あわら温泉。多くの観光客が訪れるなか2025年に開湯1300年を迎えた山代温泉は商店街を含め地域が一丸となって観光客を迎える態勢となり、山中温泉では地域の伝統文化や歴史を見つめなおす書籍「山中温泉を、語る」を発刊。あわら温泉も旅館女将らが「おもてなし体験プログラム」や「将棋の聖地・あわら」として「勝負めし」を開発、温泉街の商店と連携した取り組みを実施中だ。「冬から春」に向けた福井県あわら温泉周辺の最新情報をお伝えしたい。

温泉街に夜の賑わい あわら市
温泉街の魅力向上に向けた社会実験 福井県あわら市は9―11月、温泉街の魅力向上に向けた社会実験を実施した。滞在力向上、まち歩きの拠点づくり、夜のまち歩き促進、統一景観の演出などを目的にイベントや仕掛けづくりに挑戦。あわら温泉街の未来を...

藤井竜王も食べた! あわら市観光協会、メニューブックを作成
食べて大一番! 全45品を掲載 あわら温泉で10月16―17日、将棋の最高位「第38期竜王戦」が開かれた。藤井聡太竜王と佐々木勇気八段の対局が旅館「美松」を舞台に繰り広げられ、藤井竜王が勝利。あわら市観光協会は対局中に提供された食事メ...

旅館女将と交流 地酒と郷土料理のペアリング体験/あわら
利き酒師の資格で提案 インバウンドも対応 あわら温泉の旅館女将らでつくる「あわら温泉女将の会」が地域の魅力に発信に取り組んでいる。様々な活動を展開するなかで力を入れてきたのが日本酒。女性をターゲットにした日本酒の開発のほか、会の女将全...

芸妓や舞妓に変身―“本物”の晴れ姿 温泉情緒感じるメニュー/あわら
浴衣で温泉街散策も あわら温泉では温泉情緒を増幅させる体験メニューが充実。芸妓・舞妓変身体験は芦原芸妓による着付けで、7種から選べる本物の着物と化粧を施され憧れの姿に変身。所要時間は2時間30分。料金は1人1万6500円。プロカメラマ...

秘境めぐりで石切場跡 幻想的な景観に出会うピクニック/あわら
宮谷石切場跡を訪ねて あわら市の新しい魅力は「秘境めぐり」。かつて盛んだった「宮谷石」を切り出した跡地が手つかずの神秘の場として注目を集めている。 宮谷石切場跡は、細呂木地区の林道を20―30分ほど歩けば出現する。石の切り出しは...

戦国山城を“探検” 神宮寺城跡、火縄銃で射撃体験も/あわら
森の中にたたずむ戦国ガイドツアー 戦国時代、加賀一向一揆の重要拠点だった、あわら市細呂木地区の神宮寺城跡。森の中にたたずむ戦国ガイドツアーは、歴史と自然の神秘を感じながらの“探検”だ。 神宮寺城跡は戦国期の山城として知られ、東西...

あわら温泉―恐竜博物館 直通バス運行/あわら
「あわら恐竜号」 福井県とあわら市は2026年3月29日まで、あわら温泉街と勝山市の県立恐竜博物館をつなぐ直通バス「あわら恐竜号」を運行している。福井県が誇る人気観光スポットと宿泊拠点を結ぶ。 往路はえちぜん鉄道あわら湯のまち駅...

コラムで魅力紹介 あわら市観光協会
ハッピーなあわらの旅の魅力 あわら市観光協会は、公式ホームページ上で「HAPPYコラム」を掲載している。市内で楽しめる旅のスタイル、トピックスを紹介。文字通りハッピーなあわらの旅の魅力を伝えている。 コラムでは、「三薬師めぐり」...

事務所をフリーアドレスに 美松/あわら
業務をスムーズに 美松は8月、事務所をフリーアドレスに一新。固定のデスクを設けず空いたスペースで各自が仕事に取り組めるようにしたほか、モニターを使って打ち合わせができる会議室を設けた。白と黒をベースに、美松のイメージカラーであるグリー...

サウナ付きの特別室お目見え グランディア芳泉/あわら
プライベート空間で”ととのう” グランディア芳泉は12月1日、サウナ付き特別客室「瑠璃」をオープン。県内旅館で初の本格的なロウリュウサウナと水風呂を完備した最上階のプライベート空間で”ととのう”体験が楽しめる。 「瑠璃」は2室。...

あわら市はフルーツ王国
1年を通して実り豊か あわら市はフルーツ栽培が盛ん。温泉街周辺に広がる丘陵地では1年を通してフルーツが実り、収穫体験は観光の大きなコンテンツでもある。 春は2―5月、「農楽里」「山岸農園」といったいちご園で濃厚な甘みをもぎとり味...









