春の観光シーズン開幕! 茨城県で艶やか花紀行(1) つくば霞ヶ浦りんりんロード・桜のトンネル
学校が春休みに入り、いよいよ春の観光シーズンも幕開け。春観光の一番手はなんといっても花。茨城県では東日本版サイクリストの聖地を目指すサイクリングコース、「つくば霞ヶ浦りんりんロード」で桜のトンネルが出現、国営ひたち海浜公園では、まもなくネモフィラが見ごろを迎える。
鉄道廃線跡から霞ヶ浦へ サイクリングで春体感
茨城県南部のサイクリング道、「つくば霞ヶ浦りんりんロード」が、これから桜の見ごろを迎える。
りんりんロードは、廃線になった旧筑波鉄道の水戸線岩瀬駅と常磐線土浦駅の約40キロを自転車専用道として整備し、これに霞ヶ浦一周道路を合わせた全長180キロのサイクリングロード。自転車専用道区間に断続的に連なる桜のトンネルがサイクリストを満足させてくれるはず。

まさに桜のトンネル
今回は、りんりんロードの北の起点となる岩瀬駅からほぼ中間点のJR土浦駅までサイクリングする。東京から岩瀬駅までは、東北本線の小山駅乗り換えで2時間ほど。岩瀬駅前のサイクルポート、高砂旅館で自転車を借りて出発だ。
土浦駅を始めりんりんロードにはサイクルスポットが点在しレンタルサイクルの手配が便利なのが特徴。24段変速のクロスバイクやキッズバイク、Eバイクなどを、3日前までに利用申し込みで各サイクルスポットに配車してくれる。水郷筑波広域レンタルサイクル事業実行委員会が運営しているレンタルバイクなら、エリア内10カ所のサイクルスポットで乗り捨ても可能。
土浦駅には民間の大型自転車ショップ兼レンタルスポット、霞ヶ浦周回エリアにも、民間のレンタル自転車ショップがいくつかある。レンタル自転車で気軽に手軽にサイクリングロードの美味しいどこ取りができる。
岩瀬駅の踏切を渡ると、すぐに自転車専用道「つくばりんりんロード」に入る。少し走ると視界が大きく広がり、正面には筑波山を望む。そして暫く走ると、桜の並木が迎えてくれる。線路跡だけあって、岩瀬から霞ヶ浦まで、自転車道はほぼ真っ平。数キロおきにある駅のホーム跡がそのまま休憩所になっている。桜が咲き誇る駅舎あとで休憩しながら走ろう。

筑波山と桜

旧駅舎が休憩所に。
雨引休憩所
筑波山まで来れば、土浦駅までは、あと半分。少し寄り道すれば、ここも桜の名所、北条大池がある。池を一周する遊歩道は歩いて一周してから、土浦駅を目指そう。

北条大池と桜
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