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民の力で世を変えた青春の人 60作目の大河「青天を衝け」の世界へ(3) 全国に足跡残す、栄一ゆかりの地

故郷・深谷市と晩年生きた東京飛鳥山で学ぶ渋沢栄一

渋沢栄一について深く知るには、その足跡をたどる旅がいい。全国に足跡を残すが、故郷・埼玉県深谷市と晩年を過ごした東京都北区のゆかりの地を紹介したい。

深谷市は栄一が幼少期から青年期を過ごした地。生誕地には明治建造の旧渋沢家「中の家(なかんち)」が建ち、栄一の帰郷時に過ごした部屋もある。渋沢栄一記念館には栄一の書画や肉声テープをはじめとした資料展示のほか栄一の立像も。栄一を知るにはまずこの2つのスポットからがおすすめだ。

そのほか、鹿島神社には栄一が書いた社殿の扁額が。栄一が拝殿を寄進した諏訪神社、初代頭取を務めた第一銀行行員らが栄一の喜寿を祝うために出資、建築した誠之堂も見どころ。

東京都北区は飛鳥山に居を構え、栄一が晩年を生きた。飛鳥山公園にある渋沢史料館は、栄一の本邸があった地に建つ。栄一の業績などを伝える資料を展示している。栄一の喜寿を祝って建てられた洋風茶室「晩香廬」なども隣接し、栄一が生きた往時のたたずまいが今も残るエリアになっている。

深谷市では「渋沢栄一政策推進部」を設置。東京都北区では官民連携による「東京北区渋沢栄一プロジェクト」を立ち上げるなど、両地では地域を挙げて栄一を顕彰したまちづくりを展開している。加えて両地の商工会議所らも交えて「渋沢栄一翁の顕彰に関する包括連携協定」も締結し、連携して盛り上げを図っていく。

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