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鹿児島「西郷どん」の旅(3) 鹿児島市と指宿に大河ドラマ館

ドラマの世界へ 指宿と隆盛の関係性も

大河ドラマ観光の定番「大河ドラマ館」の「西郷どん」版は、鹿児島市と指宿市にオープンする。

鹿児島市の大河ドラマ館は鹿児島市立病院跡地に2018年1月13日にオープン。西郷家、大久保家の撮影セット、ドラマで実際に使用した小道具や衣装の展示のほか、鹿児島ロケのメイキング映像の上映、プロジェクションマッピングによるクイズなどで物語の世界観を伝える。

19年1月14日まで。料金は大人600円、20人以上の団体は同480円。団体は入場申請、観光バス利用は駐車場の予約が必要。

指宿市には指宿市考古博物館「時遊館COCCOはしむれ」に18年1月12日―19年1月14日、「いぶすき西郷どん館」が登場。狩りと温泉を好んだ隆盛が訪れたという指宿の地で、ドラマだけでなく隆盛と指宿の関係性を紹介する。

1階は大河ドラマ館。ドラマの見どころやキャストの紹介、ドラマの衣装や小道具を展示。隆盛が鰻温泉に滞在した際に宿主にお礼として贈った「襦袢」のレプリカ試着体験や「西郷どんなりきりAR写真撮影」も楽しめる。

2階では特別企画展。隆盛の鰻温泉滞在の経緯を記した「樺山資紀文書」や篤姫愛用品、隆盛直筆の書、西南戦争使用の銃など貴重な実物資料を展示する。

料金は大人500円、20人以上の団体は同400円。西郷どん紀行の宿泊地として指宿温泉を利用するのもおすすめだ。

(次の記事)鹿児島「西郷どん」の旅(4) 集成館事業に日本近代化を学ぶ
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