今だけ、ここだけの雅な春を 京都・岡崎さくら回廊十石舟(1) 今年は3月19日—4月10日に運航
春と言えば桜。日本人が大好きな桜の名所が点在する古都の中でも異彩を放つのが「岡崎さくら回廊十石舟めぐり」。京都市左京区・岡崎エリアで、満開の桜が両岸を鮮やかに彩る琵琶湖疏水を舟で進む風情を体感する。恒例の人気企画は今年、3月19日から4月10日まで運航。コロナ禍が続き例年より期間は短縮されるが、オープンエアの川面から感じる雅なひと時は、この時期限定、ここだけの心を癒す特別な春を約束する。
疏水から花を愛で周遊
「岡崎さくら回廊十石舟めぐり」は、京都府旅行業協同組合や京都市などでつくる実行委員会が主催。2003年に始まって以降毎年運航し、ツアーの設定やウェブ販売への対応など様々な企画で力をつけ、年々乗船客が増加、京都の春の風物詩として定着している。
南禅寺船溜り乗船場から夷川ダムまでの琵琶湖疏水を行く往復約3キロを約25分で周遊。琵琶湖疏水沿いの並木「桜回廊」が春爛漫の満開の花に彩られたなか、やさしい川風を感じながら舟旅が楽しめる。最大の見どころは、鮮やかな朱色の平安神宮大鳥居と桜の競演。これぞ古都京都の春、を実感できる。
9時30分—16時30分発で、15分ごとに出発する。料金は大人1500円、小人800円、幼児500円。
乗船券の事前販売は京旅協ウェブサイト「京りょ」(http://kyoto-tabi.or.jp/)から。団体利用も可能で、問い合わせは京都府旅行業協同組合 電話075—353—2511へ。
十石舟は近年、乗船客が増加を続けていたが、コロナ禍の影響を受けてここ2年は規模を縮小するなどして対応してきた。今年も船内や備品の定期的な消毒、乗船定員の削減によるソーシャルディスタンスの確保などの感染防止対策を講じる。乗船客には検温や手指の消毒、マスクの着用、京都市の「新型コロナあんしん追跡サービス」利用登録への協力を呼びかけるなど安心・安全な運航を徹底する。
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