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「発酵と林業」のまち―兵庫・宍粟市の旅(2) “発酵のふるさと”味わう

酒蔵通りで試飲とランチ

現存する風土記で最も古いとされる播磨国風土記に、市内の神社で酒を作っていたとの記述があることから、宍粟市では「日本酒発祥の地」を宣言。「発酵のふるさと」を掲げて毎年「しそう発酵フェア」などを開催し、日本酒をはじめとする醸造業、藍染めなど発酵を生かした地元産業の魅力をアピールしている。

市内山崎町の中心地を通る「酒蔵通り」では、今は2軒の酒蔵が醸造を続けているのみだが、かつての蔵や商家も残り、歴史風情漂うエリア。2軒残る酒蔵のうち山陽盃酒造1837年、老松酒造1768年の創業と歴史は古い。老松酒造発酵食のランチを提供する「老松ダイニング」を提供し、発酵文化の発信に力を入れている。

老松ダイニング

老松ダイニングの発酵食ランチ

酒蔵通りには、古民家を改装した宿泊施設も2軒ある。「町家ホテル碧雲」は、大正時代に建てられたふすま店の建物を改装し、古い建具や柱で和の雰囲気を演出している。「山崎旅館Q」は築170年の醤油蔵・中門屋敷を改装したもので客室は3室。どちらの宿も素泊まり対応で、食事は各宿スタッフのお薦めの店を紹介している。

酒蔵通り

酒蔵や古い商家が建ち並ぶ「酒蔵通り」

観光シーズンには酒蔵通りの散策に繰り出す観光客も少なくない。

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