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「発酵と林業」のまち―兵庫・宍粟市の旅(3) 県下唯一の森林セラピー

3つのロードがそろう

木材伐採や炭焼きなど林業で栄えた宍粟市は、兵庫県内で初めて「森林セラピー基地」として認定された。現在も県下唯一の認定の森として、宍粟市癒しの森ガイドの会の案内でセラピー体験が楽しめる。複数のセラピーロードを設定し、渓谷美や絶景などバラエティーに富んだセラピーロードとなっている。

赤西(あかさい)セラピーロードはかつて森林鉄道が走っていた赤西渓谷沿いの軌道跡を歩く。その林道から望む赤西渓谷はハイキングに訪れた人たちから青森県十和田市の名勝・奥入瀬渓流に似ていると言われたことから「西の奥入瀬渓流」と命名。樹齢400年の杉の大木「赤西の先代杉」などもあり市内森林セラピーの拠点的な存在だ。全行程約1・6㌔。

赤西渓谷

西の奥入瀬渓流と称される赤西渓谷

森林鉄道の遺構については赤西渓谷以外にも、音水(おんずい)渓谷などにも残っており、軌道跡の一部は75年に旧波賀町が林野庁から払い下げを受け、現在はサイクリングロードや遊歩道として活用している。

国見の森セラピーロードは、国見山の山頂を中心に山の稜線を歩き、眼下に広がる宍粟の町並みを楽しめる。無料で乗れるミニモノレールがあり、山頂まで気軽に行ける。全行程約2・3㌔。

東山セラピーロードは、フォレストステーション波賀のオートキャンプ場周辺の散策ロードを歩くセラピーロード。眺望がすばらしい。ステーションでは宿泊や温泉、レストランも利用できる。全行程約1・5㌔。

各ロードとも所要時間は約3時間で、ショートコースは2時間。料金はガイド1人につき基本コースが9千円、ショートコースは6千円。6人までは同額で、7人以上はガイド1人増員となる。参加者6人までは同額。

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