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DC開催中、島根の見どころ(2) 世界級大自然・隠岐と伝統風土充満・石見

隠岐エリア 世界ジオの恵み味わう

2013年に、貴重な地質や景観が認められユネスコの世界ジオパークに認定され、18年には4年ごとの再認定にも通った隠岐。特徴ある海岸線やローソク岩といった岩礁、シーカヤックなど透き通った海で遊べるアクティビティが、隠岐ならではの思い出深い体験となる。

シーフードを中心に食の隠岐ブランドは、海士町観光協会が取り組む食のアンテナショップ事業「離島キッチン」で全国ブランドの仲間入りした。東京では「離島キッチン神楽坂」が人気で、17年秋には地元、海士町に離島キッチン海士がオープンし、隠岐食が堪能できる。

石見エリア 石見神楽・石見銀山・津和野

県西部の石見。石見でするべき3つのことがある。まずは石見神楽。域内には神楽を継承する社中が130あり、演目も30演目と豊か。石見和紙でこしらえた面を使い、石見の神社の屋内外の舞台で上演される神楽は、まさに石見ならではの距離感で風土を体験させてくれる。9月から10月にかけては各地で奉納神楽が盛んに行われる。

2つ目は世界文化遺産の石見銀山。坑道である間歩だけでなく、銀山で栄えた大森の町並みや、銀山から積出港の鞆ケ浦までを結ぶ約7キロの鞆ケ浦道トレッキングは、世界遺産石見銀山の全貌を知るのにいい。ガイド付きのウォーキングツアーもある。

大森の町並み

石見銀山で栄えた大森の町並み

3つ目は津和野。津和野では現存する150年前の百景図に描かれた町並みや石垣、祭りの今昔を訪ねる街歩きコースがが見どころ。戦災や大きな自然災害のなかった津和野では、150年前の百景図と現在の比較が容易にできる。津和野で江戸時代を垣間見る。

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