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まち歩きと森林セラピー 智頭町で極上の田舎体験

「森のまち」の風土を体感

町の大半を森林が占める鳥取県智頭町。国重文の石谷家住宅を核とした智頭宿の町並みや森林セラピーがまちの大きな観光素材だが、それらを交え、まちを楽しむ多彩な観光周遊プランが設定されている。京阪神から交通アクセスのいい智頭で極上の田舎体験を―。

歴史に触れるには、石谷家住宅をはじめ諏訪酒造など江戸時代から続く酒蔵が並ぶ宿場町「智頭宿」の古い町並みを散策するツアー。板井原集落では昭和30年代の山村集落とかまどのご飯で日本の原風景に触れる。ミシュランガイド登録の「みたき園」での山菜料理のフルコースと有形登録文化財の旧山形小学校の見学も懐かしのプラン。

石谷家住宅

智頭宿の町並みを代表する石谷家住宅

まち歩きや森林セラピーと民泊の組み合わせは田舎体験の代表格。信仰の山・那岐山のトレッキングとジビエ料理、杉の精霊を祀る杉神社と樹齢600年の大杉がたつ豊乗寺も森のまち・智頭の風土を感じられるコースだ。

そのほか、町内のカフェめぐりや、恋が叶う駅といわれる恋山形駅とおふくろの味を求めてのプランなど、智頭町らしいほっこりするプランが充実している。

一方、2011年に森林セラピー基地に認定された芦津渓谷のセラピーロードは、ストレス解消など癒し効果が科学的に実証されている。一般客のほか、メンタルヘルスケアなど企業向けの研修事業を積極的に誘致。これまでにも多くの企業を受け入れてきた実績を持つ。

コースは大きく3種を設定。芦津セラピーロード、天木森林公園コース、横瀬渓谷コースで、いずれも半日、1日コースを設定。半日コースは3時間―3時間30分でガイド1人につき8千円、1日コースは4時間30分―7時間で同1万3千円。ガイド1人あたり6人まで案内可能。団体は要相談。弁当の予約もある。

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