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西伊豆・夕陽のまちづくり 旬の観光スポットを紹介

大田子海岸や三四郎島、堂ヶ島 まばゆい眺望を

堂ヶ島、黄金崎、大田子海岸など、夕陽が映える景勝地に恵まれ、「夕陽日本一」を宣言する西伊豆町。夕焼け空の下、駿河湾越しに見る富士山、その後ろに連なる雪をかぶった南アルプスの眺望が目に焼き付く。

西伊豆町観光協会では、夕陽に関する情報提供に力を入れている。観光協会のウェブサイトには「夕陽」のタブがあり、季節ごとの夕陽スポットを写真と地図、コメントで紹介している。

例えば夕陽スポット5番は「大田子海岸」。見ごろを3月と9月に絞っているのは、春分と秋分の時期に男島・女島の真ん中に夕陽が沈む様子が見られるから。同じ夕陽でも季節によって違いがある。

大田子海岸

大田子海岸の夕陽。男島・女島
の真ん中に沈む光景は幻想的

6番は「三四郎島」。見ごろは、ちょうどこれから3月にかけて。「干潮時に島へと続く海中の道が現れるトンボロで知られる三四郎島。海岸に点在する島影と黄金に染まる波の輝きは見るものを圧倒します」とのコメントが訪ねる意欲をそそっている。

三四郎島

三四郎島を望む。
海の真ん中にトンボロの道ができる

7番は「堂ヶ島」。遊覧船めぐりでも知られる西伊豆町随一の立ち寄り先でもある。ここの夕陽は9―3月が見ごろ。「右手から亀島、蛇島、ひえ三升島と浮かぶ島々と沈む夕陽は撮影の好スポット」と紹介されている。

西伊豆町にはよい写真を撮ってもらおうと、地元の人たちによる「夕陽ボランティア」制度まである。宿泊客を対象にした予約制のサービスで、夕陽ボランティアである写真愛好家が、その日の夕陽ポイントの案内や夕陽の撮影法まで指導してくれる。

西伊豆町では夕陽のほかに、ユニークな海の自然現象を見ることができる。干潮時に陸地と島がつながる「トンボロ現象」で、堂ヶ島の三四郎島が陸と地続きになる。2―10月に出現する。

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