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江戸時代の城下町広がる 宍粟の玄関口・山崎エリア

「どうする家康」関連寺院も

宍粟市の玄関口は、市南部の山崎エリア。宍粟の旅は中国自動車道・山崎ICから始まる。市役所をはじめ市の中心機能を備え、中心部は江戸時代・宍粟藩時代からの城下町が広がる。自然の郷・宍粟の歴史風土を山崎の地で感じてから森林の魅力へ。宍粟の旅にアクセントを加えるのが山崎エリアだ。

山崎のまちを歩くと、町割りなどに城下町として発展した江戸時代の名残を感じることができる。江戸初期に築城された山崎城は、紙屋門に面影を残す。旧山崎町の歴史資料を集めた山崎歴史郷土館や山崎歴史民俗資料館が隣接。山崎エリアの歴史を知るには欠かせないスポットだ。

山崎城跡の紙屋門

山崎城跡の紙屋門

青蓮寺は、法華宗総本山本成寺と同格の寺格10万石として1607年に建立された名刹。徳川家康の側室・西郡の方の菩提を弔うために創建された。姫路城主・池田輝政の正室・督姫が娘だったという縁から、西郡の方がこの地に眠ることになったという。境内には霊廟もあり、今年の大河ドラマ「どうする家康」ゆかりの地がここにもあるというのは意外と知られておらず、驚きだ。

山崎城下町には、酒造りの文化が根付く酒蔵通りや紅葉の名所・最上山公園など歴史・自然散策に最適のスポットが点在している。やまさきまち歩きガイドを活用して歩くのもいいだろう。

兵庫県宍粟市 観光に関するお問い合わせ

公益財団法人しそう森林王国観光協会
〒671-2558 兵庫県宍粟市山崎町上比地374(兵庫県立国見の森公園内)
電話:0790-64-0923 FAX:0790-64-5011

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