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千種エリアはアウトドアの集積地 たたら製鉄の歴史も

清流と高原でゆったり遊ぶ

兵庫県最西端、岡山県との県境に位置する宍粟市千種エリア。清流・千種川が流れ、ちくさ高原が広がり、のどかなムード漂う。いかにも自然のイメージが強そうだが、かつて「たたら製鉄」で反映したという歴史も持つ複合的な魅力に彩られた地なのだ。

千種では、明治初期までの約1300年にわたり砂鉄によるたたら製鉄が行われ、備前の刀匠が活用。多くの名刀を生み出してきた。たたらの里学習館では、その製鉄の歴史や工程、名刀などを紹介。そのまわりには、かつて従業員も居住していた製鉄施設「天児屋鉄山跡」が広がっており、作業場など各区画を示す石垣が残り往時の雰囲気を感じることができる。

もちろん、ちくさ高原での自然体験も充実。標高1千メートルで爽やかな風が吹く中、「ちくさマウンテンビレッジ」として夏はキャンプ場、冬はスキー場と多彩なアクティビティが楽しめる。

千種川に面する道の駅ちくさが観光拠点。ドッグランのほか、デイキャンプ場も併設しており夏は川遊びやバーベキューを楽しむ利用客で賑わう。オリジナルグッズの販売で、かつて千種が「つちのこ」の地として名を上げたことも伝えている。

道の駅ちくさ

道の駅ちくさではデイキャンプが楽しめる

兵庫県宍粟市 観光に関するお問い合わせ

公益財団法人しそう森林王国観光協会
〒671-2558 兵庫県宍粟市山崎町上比地374(兵庫県立国見の森公園内)
電話:0790-64-0923 FAX:0790-64-5011

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