季節ごとに顔かわる大自然の魅力の宝庫 宍粟市の四季
花々、紅葉、ウインターアクティビティ
「森林王国」を標ぼうする宍粟市は四季折々、自然の魅力の宝庫。花々や木々が魅せる美観、アクティビティは自然豊かなこの地ならでは。季節ごとに顔を変える宍粟の大自然へ―。
春は、山崎エリアにある大歳(ださい)神社へ。960年に植えられたと伝わる千年藤は、幹回り約3・8メートルもの大木から枝が四方に伸び、広大な藤棚を形成。4月下旬―5月下旬に開花すると幽玄の美を演出する。
初夏に入ると、ちくさ湿原のクリンソウが見ごろを迎える。5月中旬―6月下旬、ちくさ湿原園内の7カ所の群生地で40万株が咲き誇る。兵庫県の絶滅危惧種にも指定されている貴重な花々が描く光景は必見。
秋の見どころはやはり紅葉。市内中心部・山崎エリアの最上山(さいじょうさん)の西側、通称「もみじ山」が一斉に赤に染まる。紅葉の最盛期、11月中旬―下旬には山全体が燃えるように深紅に色づき、荘厳の世界を描く。11月下旬には「最上山もみじ祭り」が開かれ、観光客で賑わう。近隣の酒蔵通りへも足を延ばしての散策がおすすめだ。
そして冬は雪山でのウインターアクティビティ。ちくさ高原スキー場は人工降雪機を備え、初心者から上級者、子どもたちまで楽しめる人気スポット。天然雪の雪質にも定評があり、毎シーズン多くの人で賑わう。ばんしゅう戸倉スキー場はアクセス好立地で、平日はゲレンデの貸切プランも。
兵庫県宍粟市 観光に関するお問い合わせ
公益財団法人しそう森林王国観光協会
〒671-2558 兵庫県宍粟市山崎町上比地374(兵庫県立国見の森公園内)
電話:0790-64-0923 FAX:0790-64-5011
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