「葵舟」で望む駿府城址 貸切可能な風流な体験
23/01/06
二ノ丸堀を舟で行く
駿府城址を舟から眺めるという風流な体験ができるのが「葵舟」。駿府城公園を取り囲む堀を一周、舟上から城跡と静岡の街並みをゆっくりと堪能できる。
2022年12月、乗り場を東御門前から北門前へ変更してリスタート。二ノ丸堀(中堀)約1・6キロを約30分かけて舟でめぐる。
舟は、黒字に金の装飾を施した「駿府大黒丸」と、今川義元をイメージした「駿府茜丸」の2種。1月末には3艘目の舟も登場予定。舟上からは、弓矢や鉄砲で攻撃するための穴である東御門の「狭間」、本丸と二ノ丸をつなぐ「二ノ丸水路」、坤櫓の防御の仕組み「石落とし」、石垣に残る刻印など、舟だからこそ眺められる見どころにあふれている。
春には石垣からせり出す桜の風景が歴史情緒を際立たせ、幻想空間を描く。お祝いなどの際に貸し切って利用するのもいいだろう。
基本は土日祝日に9時30分から30分おきに運航。乗船料は大人1千円、子ども500円、貸切40分1万5千円から。
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