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「葵舟」で望む駿府城址 貸切可能な風流な体験

二ノ丸堀を舟で行く

駿府城址を舟から眺めるという風流な体験ができるのが「葵舟」。駿府城公園を取り囲む堀を一周、舟上から城跡と静岡の街並みをゆっくりと堪能できる。

2022年12月、乗り場を東御門前から北門前へ変更してリスタート。二ノ丸堀(中堀)約1・6キロを約30分かけて舟でめぐる。

葵舟

坤櫓に近づく葵舟

舟は、黒字に金の装飾を施した「駿府大黒丸」と、今川義元をイメージした「駿府茜丸」の2種。1月末には3艘目の舟も登場予定。舟上からは、弓矢や鉄砲で攻撃するための穴である東御門の「狭間」、本丸と二ノ丸をつなぐ「二ノ丸水路」、坤櫓の防御の仕組み「石落とし」、石垣に残る刻印など、舟だからこそ眺められる見どころにあふれている。

春には石垣からせり出す桜の風景が歴史情緒を際立たせ、幻想空間を描く。お祝いなどの際に貸し切って利用するのもいいだろう。

基本は土日祝日に9時30分から30分おきに運航。乗船料は大人1千円、子ども500円、貸切40分1万5千円から。

静岡県静岡市 徳川家康観光に関するお問い合わせ

静岡市大河ドラマ「どうする家康」活用推進協議会
〒420-8602 静岡県静岡市葵区追手町5-1
電話054–221–1310

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