家康眠る久能山東照宮と日本平 荘厳な社殿に絶景
23/01/06
極彩色の社殿に天下人の威厳を見る
市街地を外れても静岡市・駿府家康紀行で外せない地がある。久能山東照宮。家康が眠る地だ。当時最高の技術を結集して造られた社殿は鮮やかかつ厳か。天下人の威厳を今に伝えている。
久能山への埋葬は家康公の遺命。2代将軍秀忠がそれを守り、造営した。名工・中井正清が手がけた本殿と石の間、拝殿は江戸時代初期の最高の建築技術や芸術が結集された権現造。日光東照宮など全国の東照宮建築のひな形となった。現在は国宝に指定されている。総漆塗り、極彩色の社殿の荘厳さは参拝者を今も圧倒し続ける。
家康の墓所は本殿の裏手に。手形のほか、関ヶ原合戦で用いた甲冑や神像「東照大権現像」など文化財2千点以上を収蔵する併設の博物館など家康関連の見どころにあふれている。
久能山東照宮へは麓から1159段の石段が続く表参道があるが、日本平山頂からロープウェイで行く方法も。絶景を誇る日本平は見逃す手はない。茶園と富士山、清水港、伊豆半島、南アルプスを見渡す眺望は“日本一”と名高く、初春の梅、春の桜、展望施設「日本平夢テラス」など豊富な魅力で訪れる人の心を癒す。
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