和歌山の温泉と食の魅力も前面に　「わかやま12湯」や海山川の幸

かけながしで泉質体感　海山川の幸を満喫

和歌山県のダイヤモンドイヤーでは、県が誇る観光の魅力「温泉」と「食」も前面に推しだす。バラエティに富んだ温泉地が点在する「いで湯の国」、そして大自然をバックに海山川の幸が豊富な食の宝庫でもある和歌山県。この大きな武器を観光復活へのビッグチャンスに今一度、磨きをかけ、全国にアピールしていく。

県内には源泉数が多く、豊富な湯量があり、白浜をはじめ全国的に知られる温泉地から歴史豊かで個性的な温泉地まで多彩な温泉地が点在する。近年は県内12の温泉地が集い、旅館女将らを中心とする「わかやま12湯」の観光活性化への活動が本格化するなど、和歌山の温泉の魅力の磨き上げが進んできた。

今回の観光プロモーションでは、県内の温泉の泉質の良さや「かけながし」を前面に、世界遺産や食、自然といった観光素材と組み合わせて展開。ウェブサイトなどを通して魅力を発信していく。さらに各温泉地も特色や魅力を発信する企画を展開するほか、温泉地間での連携も強化し、総合的な魅力アップを図る。今後、県内の温泉施設をめぐる周遊企画も実施する予定だ。

温泉地の連携は、わかやま12湯推進協議会が実行力を発揮する。わかやま12湯はわかやま温泉（加太淡嶋温泉など）▽みなべ温泉▽白浜温泉・椿温泉▽すさみ温泉▽串本温泉▽龍神温泉▽川湯温泉▽渡瀬温泉▽湯の峰温泉▽南紀勝浦温泉▽湯川温泉▽太地温泉―といった個性豊かな温泉地で構成。各地の温泉を紹介するチラシの作成や各地域ならではの旅行商品を企画・販売するなど地域や旅行会社と連携してその魅力を発信する。

食に関しては、マグロやクエ、ミカンなど自然の幸から、めはりずしなど郷土料理まで和歌山県ならではの味わいが充実。これらの魅力を県公式観光サイトなど各種メディアを通して情報発信する。加えて、県内のお食事処、お土産処、温泉・入浴施設をめぐるクーポン付きのスタンプラリー「和みわかやまっぷｗｉｔｈスタンプラリー」の実施などを通して旅行者に広く楽しんでもらう。

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