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弘法大師空海生誕1250年 高野山、ゆかりの地連携で巡礼スタンプラリー

善通寺・教王護国寺・金剛峯寺がタッグ

和歌山県がダイヤモンドイヤーで展開する観光プロモーションのひとつ「世界遺産」。まずは、今年迎える弘法大師空海の誕生1250年の記念事業が中心を担う。信仰の聖地・高野山へ誘客を促進する事業を展開、開祖の節目を盛り上げる。

目玉企画が、2月15日に始まった弘法大師空海ゆかりの地をめぐる「3霊跡巡礼スタンプラリー」。生誕地である善通寺(香川県善通寺市)、真言密教の根本道場かつ布教の地である教王護国寺(東寺、京都市南区)、そして修禅道場であり入定の地である金剛峯寺(和歌山県高野町)の3霊跡をめぐり、各寺の納経所や拝観受付所に設定してあるスタンプを集めてまわる。

金剛峯寺

金剛峯寺もラリーの目的地

3カ寺すべてのスタンプを集めると3カ寺住職の揮毫や寺院が入った特製日本手ぬぐいをプレゼント。弘法大師の足跡を訪ねる旅が今年のトレンドになる。

期間は2024年12月末まで。

ゆかりの地との連携は特別展の開催や特別企画の実施なども予定。共同で様々な企画を展開し、広域周遊を促していく。

高野山への誘客促進活動は、これまでもJR西日本や南海電鉄、関西国際空港などの交通機関と連携したタイアップキャンペーンを展開してきた。高野山麓アクセスバスの運行などを通じて高野山を起点として丹生都比売神社や慈尊院、丹生官省符神社など高野山麓エリアへの域内周遊を促進するなど、来年の世界遺産登録20周年に向けた取り組みで盛り上げを図る。

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むさし
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