百年の“景”でまちづくり 道後温泉の旅館関係者、景観形成を地域一体で推進
25/11/12
100年後も誇りうる道後温泉を実現
道後温泉では、旅館関係者らでつくる道後温泉誇れるまちづくり推進協議会が組織され、1992年からブラッシュアップを重ねながらまちの将来を描く体制が築かれている。2024年には「道後温泉2050ビジョン」が発表されたが、その前段階、ベースとなったのが06年に宣言した「道後温泉歴史漂う景観まちづくり宣言『道後百年の“景”』」。100年後も誇りうる道後温泉を実現するため、景観まちづくりの推進を記した長期ビジョンだ。
景観こそが道後発展の基礎として景観づくりの方向性を提示。同協議会では上人坂再生・整備を検討したほか、景観と魅力アップへ2014年からアートプロジェクトを展開。道後オンセナート、道後アートとイベントはシリーズ化され、道後温泉本館工事中もアートでまちを彩る企画で「道後×アート」を浸透させた。
地元・松山市はこれに呼応する形で本館周辺を景観形成重点区域に指定。新館「飛鳥乃温泉」の建設をはじめ道後温泉活性化計画を進め、景観形成、魅力向上へ前進を図ってきた。
旅館ホテルも耐震改修促進法による建て替えを積極的に実施。宝荘ホテル道後御湯と八千代、古湧園遥、琴の庭、道後hakuroが設備投資を行い、建て替え時の建物のセットバックや植栽整備で景観形成を意識した対応を図るなど、「道後百年の“景”」を地域一体で実現させる意識が浸透している。
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