持続可能な“観光島”四国へ・愛媛編

四国ツーリズム創造機構や四国4県、各市町村が進めている観光施策は「持続可能」。高度経済成長期やバブル期に過度な開発に至らなかった四国は、景観や生活文化を含めて“原風景”を現在まで紡いできた。そうした中、持続可能な観光の国際的な認証団体であるグリーン・ディスティネーションズ(GD)から高い評価を得るに至っている。過去から未来へ、地域を守り、魅せ続ける四国特集のラストは愛媛県編。

DOGO ART始まる 温泉街×現代アートで魅力発信
蜷川実花さんが中核担う―温泉街一帯が芸術空間に 2027年2月まで 愛媛県道後温泉×現代アートによる魅力発信の最新スタイルが10月10日に始まった「DOGO ART(道後アート)」。これまでも展開されてきたプロジェクトだが、今回は道後...

道後の外湯を湯めぐり 手形でスタンプラリー
「入浴できる重要文化財」へ 道後温泉のシンボル・道後温泉本館が2024年7月に全館で営業を再開してから1年以上が経ち、多くの人が訪れている。5年半にもおよぶ保存修理工事による休館から復活。次の100年へ歩みを進める道後温泉の中核施設と...

2050年への指針策定 道後温泉ビジョン、宿泊客50%を訪日客に
「最古の温泉」の新しい価値を提供 道後温泉誇れるまちづくり推進協議会が打ち出した最新の計画は、2024年3月に発表した「道後温泉2050ビジョン」。2050年のまちづくりの指針案となるもので、協議会設立30年を迎え、これまでの実績を踏...

百年の“景”でまちづくり 道後温泉の旅館関係者、景観形成を地域一体で推進
100年後も誇りうる道後温泉を実現 道後温泉では、旅館関係者らでつくる道後温泉誇れるまちづくり推進協議会が組織され、1992年からブラッシュアップを重ねながらまちの将来を描く体制が築かれている。2024年には「道後温泉2050ビジョン...

「開運めぐり」でご利益 道後温泉の女子旅に最適
開運アイテムが充実 歴史文化資源が豊富な道後温泉の旅のテーマのひとつが「開運めぐり」。開運や恋愛にご利益がある神社仏閣を訪ねる旅は、女子旅に最適。日本最古の温泉・道後で “運”を得よう。 開運めぐりは2013年からプロジェクトが...

気軽にお遍路体験 道後温泉から石手寺を歩く
八十八カ所をめぐった場合と同じ功徳を 道後温泉で四国八十八カ所霊場めぐり“お遍路体験”ができる。道後温泉から五十一番札所の石手寺まで、レンタルの遍路装束に身を包み、ガイドが同行して歩くというプランだ。 プランは、松山はいく「石手...

夕食難民を救う? 道後温泉街に初の回転寿司
宇和島の「すしえもん」が進出 宇和島に本社がある宇和島グルメ寿司すしえもんが2026年3月、道後温泉街に「すしえもん道後店」をオープンする。道後温泉では初の回転寿司店。 道後店の客席は106席で、営業時間は10時―22時を予定。...

地域活性化に存在感 道後ハイカラ通り
商店街の発展なくして道後温泉は成り立たない 道後温泉本館から伊予鉄道「道後温泉駅」までのアーケード街が「道後ハイカラ通り」と称される道後商店街だ。約250㍍の長さで、両脇には土産物や飲食店など個性あふれる62店舗が軒を連ねる。空き店舗...

道後唯一のお座敷文化体験 華ひめ楼で昼、夜のプラン設定
芸妓の舞やお座敷遊びを 道後温泉本館そばの「華ひめ楼」は、道後で唯一お座敷文化を体験できるお茶屋。今年JALの機内誌で紹介されるなど、国内外から注目を集めるスポットだ。 華ひめ楼は2020年11月にオープン。コロナ禍中のスタート...

瀬戸内の多島美と潮流 愛媛・複数の特色あるクルーズ運航
村上水軍ゆかりの体験 愛媛県では瀬戸内の多島美や潮流を楽しめるプチクルーズを運航する会社が数社あり、それぞれ特色あるクルーズを提供している。 宮窪瀬戸潮流体験を実施しているのは、能島水軍。国指定史跡の「能島」周辺を巡り、日本有数...









