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大津市歴史博物館・源氏物語と大津市の関係明かす/滋賀県大津市「光る君へ」紀行

大津から始まった源氏物語の世界へ

大津市歴史博物館では1月10日から、特集展示「源氏物語と大津」が開かれている。「光る君へ」の主人公・紫式部、源氏物語と大津の関係を資料や映像で紹介。大津から始まった源氏物語の世界へ―。

紫式部や源氏物語、執筆を始めた石山寺など源氏物語ゆかりの地関連の資料をメーンに展示。狩野孝信作と伝わる「紫式部図」、土佐光吉が描いた「源氏物語図色紙」、土佐光起の「紫式部観月図」のほか、鎌倉から安土桃山、江戸時代に至る掛軸や冊子、蒔絵など貴重な資料が出品される。

展示室内ビデオシアターでは源氏物語と大津の関係を紹介する映像を放映。ロビーでは、源氏物語の世界が楽しめる石山寺「源氏の間」を再現したフォトスポットや体験型デジタルコンテンツも設置するなど、多角度からのアプローチで源氏物語に親しんでもらう。

源氏物語と大津

紫式部が源氏物語を執筆した間の再現展示も。
実際に座ることも可能

2月23日にはオープニング講座「源氏物語と大津」も開催。会期中は「紫式部と仏教」「石山寺」といったテーマの企画展を季節ごとに実施する予定にしている。

期間は2025年2月2日まで。会期中は展示品の入れ替えを行う。

開館時間は9―17時。料金は一般330円、高校生・大学生240円、小・中学生160円。企画展の入場料は別途必要。

「光る君へ」滋賀大津 旅のおすすめサイト









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