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訪日客に「縁の道」 山陰DMO、サイトや動画でPR

多様な手段で魅力発信

山陰インバウンド機構(山陰DMO)は広域観光周遊ルート「縁(えん)の道〜山陰〜」のPRに力を入れている。多言語サイトやマップ、動画など様々な媒体を駆使して、訪日外国人旅行者に魅力を発信している。

「縁の道」は鳥取県から島根県、山口県萩市まで東西に横断するルート。「縁」をテーマに神話や伝説など山陰が持つ魅力を訪日旅行客にアピールしようと、ブランディング。2016年には観光庁から訪日客誘致を支援する広域観光周遊ルートに認定された。

17年には多言語対応の公式サイト(https://www.sanin-tourism.com/)を開設。7言語に対応し、ルートを構成する12エリアの観光施設やイベント、体験、モデルコースなどを紹介しているほか、宿泊など旅の予約にも対応している。

続いて多言語ガイドマップも作成。5言語でエリアの観光素材を紹介しており、観光案内所などで配布している。

今年3月には、乗換案内サービスを提供するジョルダンと連携し、ルート内の交通情報の提供を開始。多言語で路線バスの状況などを配信することで訪日客の2次交通への不安を解消させることがねらい。

訪日客限定の周遊パスポート「ビジット・サンイン・ツーリスト・パス」も販売。鳥取、島根両県内の施設の無料入場や割引、特典を設けた。これらのように多くのサービスを用意し、訪日客の利便性向上を図っている。

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