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城下町米子を歩く 多彩なガイドプラン設定

かつての「山陰の商都」の面影を求めて

鳥取県米子市は四層五重の天守閣を誇った山陰随一の名城・米子城を中心に発展した城下町。江戸―明治期には商人のまちとして繁栄し、今もその名残をとどめる懐かしい風景が広がる。米子観光まちづくり公社の「城下町米子観光ガイド」は、米子の下町を知りつくしたガイドがまちを案内。歴史と風土を肌で感じることができる。

「山陰の商都」と呼ばれた往時の面影が残る町並みはノスタルジックなムードが充満。カフェや雑貨店なども増えてきており、観光と癒し、買い物をセットで楽しめる。

同ガイドは、約2キロの行程を2時間でめぐるコースをテーマに応じて用意。スタンダードともいえる「歴史まち歩きコース」は、米子城跡、加茂川・中海遊覧船、町家や商家、地蔵をめぐる城下町満喫、寺町銀座の4コースがある。料金は1人1千円で、老舗茶店の抹茶またはコーヒー・クーポン券が付く。中海遊覧船コースは1千円増。

歴史まち歩きコースのオプションとして「歴史体験コース」も。抹茶・ぼてぼて茶御手前体験、染物、弓浜絣織、和菓子作り、座禅、利き酒、陶芸、落語と幅広く体験を用意している。料金は1600―1万7千円。

そのほか「米子の小路八十八めぐり」「地蔵札打ち体験」「城山大師八十八ケ所石仏めぐり」「近代建築めぐり」「神社仏閣めぐりも。旅行会社向けには団体コースも設定している。

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