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イベントで感じる「三朝時間」 夏まつりは夜の楽しみが充実

「大花火」で夏は最高潮に

三朝温泉では一年を通して様々なイベントを開催しており、四季折々の楽しみを感じさせてくれる。温泉街に繰り出し、この地ならではの「三朝時間」を感じよう。

初夏の6月は「ホタル月間」。1カ月にわたって開く「ホタルの夕べ」は、温泉街を流れる三朝川でゲンジボタルが乱舞する光景を楽しむ。例年6月上―中旬が見ごろ。川沿いの遊歩道から「ホタルの小川」に行くとホタルが飛び交う幻想的な世界が広がる。期間中は温泉街の屋内にホタルの展示会場を開設、雨天時でも観賞できる。毎週金曜日には恋谷橋河川敷で「カジカガエルの声を聞く夕べ」も開く。

6月1―16日は芝居小屋ニューラッキーで「ホタル寄席」。三朝町出身の落語家・瀧川鯉白(りはく)さんが笑いで故郷に錦を飾る。1人500円。鯉白さんの寄席は11月2―17日にも。

夏は恒例「夏まつり」。7月21日―8月31日の夏休み期間、様々な企画が連日展開される。7月29日は「キュリー祭」。豊富なラジウム含有量を誇る三朝温泉では、ラジウム発見者であるキュリー夫人の遺徳を称え、温泉の恵みに感謝を捧げようと毎年祭典を開いており、鮮やかな花火が夜空を彩る「大花火」がメーンイベント。花火は7月30日―8月4日にも打ち上げる。

大花火

「夏まつり」のビッグイベントである大花火

夏まつり期間中は、吉本興業「三朝温泉住みます芸人」による「三朝寄席」や、温泉本通りでの「あったか夜市」や温泉本通りでは「山陰KAMIあかり・MINIコンサート」など夜の楽しみが充実する。

秋も10月28日の三徳山三仏寺の神事「炎の祭典」や、11月の温泉街でのスタンプラリーをはじめ秋らしいイベントが充実する。

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