認定第１号の日本遺産ガイドツアー　国宝三徳山、三朝温泉を案内

「六感治癒と六根清浄」の地をめぐる

鳥取県三朝町にある三徳山と三朝温泉は「六感治癒と六根清浄」をテーマに、日本遺産第１号認定を受けている。三朝町では、地元のまち歩きガイドの案内で、三朝温泉街をぶらり散策し、ディープな三朝温泉の世界へといざなう「日本遺産ガイドツアー」が実施されている。

日本遺産は、地域の歴史的魅力や特色を通じて日本の文化・伝統を語るストーリーを「日本遺産（Ｊａｐａｎ　Ｈｅｒｉｔａｇｅ）」として文化庁が認定するもの。

日本一危ない国宝鑑賞「三徳山」を巡るガイドツアーでは、皆成院、正善院、輪光院の住職自らが境内を案内。通常は入れない部屋や、内陣（内仏）を拝観できるほか、気になったことを住職に直接尋ねられる。

世界屈指のラドン泉「三朝温泉」を巡るガイドツアーでは、公共露天風呂である「河原風呂」や１９２１年（大正10年）に創建され、映画「三朝小唄」のロケ地や、恋と癒やしと健康のパワースポットと言われる「三朝神社」、三朝温泉に唯一残る蔵元「藤井酒造」、〝縁結びかじか蛙〟の別名を持つ「恋谷橋」などを巡る。

「何気なく歩くだけでは気が付きにくい街の特徴を伝える。三朝がもっとわかる、好きになる日本遺産ガイドを申し込んでほしい」と関係者は話している。

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