ヴェルサイユ宮殿も出現　砂の美術館第15期は「フランス編」／鳥取砂丘

栄光の革命史と世界を魅了する芸術の国へ　砂で世界旅行

鳥取砂丘の砂像展示専門ミュージアム「砂の美術館」では４月19日、第15期展示「砂で世界旅行・フランス編」が開幕する。「栄光の革命史と世界を魅了する芸術の国へ」をテーマに据え、世界に誇る観光大国の世界がいよいよ鳥取砂丘に出現する。

同館は２００６年に第１期展示を開始。「砂で世界旅行」をテーマに世界トップクラスの砂像彫刻家の競演で各国の風景を鳥取砂丘に現出させる。例年多くの来場者を集め、鳥取砂丘の魅力として浸透してきた。

今年は、パリオリンピック・パラリンピックの開催にあわせ、フランスを“旅の行先”に設定。世界12カ国から集った彫刻家20人が腕を競いあいながら、砂像を制作する。

ヴェルサイユ宮殿やノートルダム大聖堂、百年戦争、ジャンヌダルク、皇帝ナポレオンなどフランスの歴史が眼前に。レ・ミゼラブルや民衆を導く自由の女神といった文学・美術文化のほか、パリの風景や観光大国、ファッション、食文化といった今のフランスも伝え、18点、使った砂の量約３千トンも圧倒的なボリュームの砂像で来館者をフランス紀行へ誘う。

期間は２０２５年１月５日まで。

開館時間は９―18時。観覧料は一般８００円、小中高生４００円。団体は一般６００円、小中高生３００円。期間パスポートは一般１４００円、小中高生７００円。

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