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吉岡温泉に賑わい創出 外湯「一ノ湯」がオープン/鳥取市

まちに活気を 自慢は源泉かけ流し

鳥取市の吉岡温泉に4月8日、新しい外湯施設「吉岡温泉会館一ノ湯」がオープンした。温泉とまちの魅力を伝える新施設が誕生。地元ではまち歩き、まちづくりの拠点として賑わいの創出が期待されている。

昭和期に反映した吉岡温泉も現在旅館9軒、宿泊客も減少が続く。この苦境を打破しようと地元の吉岡温泉町自治会が、温泉街のシンボルだった温浴施設「吉岡温泉館」「下湯共同浴場」に代わる、観光客にとっても、住民にとってもまちの新しい拠点として計画した。

吉岡温泉会館一ノ湯

4月に誕生した
「吉岡温泉会館一ノ湯」

一ノ湯は鉄骨2階建て。木風呂と岩風呂があり、露天風呂も備える。貸切家族風呂のほかバリアフリー、ペット用浴槽もあり、誰もが温泉を楽しめる施設として工夫を凝らした。そして自慢は源泉かけ流し。

料金は大人500円。時間は8時―21時30分。

また、まちの魅力を伝えるギャラリーの役割も持ち、館内には写真や情報、特産品の展示スペースを設置。地域住民が朝市などに使えるコーナー「一ノ湯市場」も設け、まちづくりの拠点としても活用し、まちに活気を創出していく。

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