ふるさと納税で鳥羽の旅
24/07/17
「宿泊観光周遊券」を返礼
地域の応援手段として定着した「ふるさと納税」は鳥羽市も大きく活用。支援に対して地域の魅力をもってお返しするという交流創出はファンづくりが重要な観光地として最適なコミュニケーション手段といえる。
鳥羽市の返礼品は、真珠やカキといった海と近しい文化が生んだ特産品はもちろん旅行に使えるクーポン「宿泊観光周遊券」を設定。来訪を促すことに力を入れている。
同市では、全国のふるさと納税を扱う各ポータルサイトに参加。制度活用による市への納税金額は初年度の2008年度に185万円だったものが、22年には8億8千万円まで年々数字を伸ばしており、教育の充実や地域資源の活用、福祉など鳥羽の活性化のために使われている。
「宿泊観光周遊券」は市内の宿泊施設や観光施設、飲食など約140施設で利用できる。1万円以上の寄付で、寄付額の3割分を1千円券、5千円券、1万円券の券種を混ぜて贈答。例えば6万円の寄付なら1万8千円分が返礼される。通常の有効期限は発行日から1年間。市内各店で使える電子ポイントも設定し利用に幅を広げている。
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