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鳥羽の夏夜は花火に酔いしれる

泊まって楽しむ大輪の華

夏の鳥羽の大きな楽しみが花火大会。例年、7―8月に市内沿岸部で次々と開催。鳥羽湾の夜空に広がる大輪の華は泊まってゆっくり楽しもう。

コロナ禍以降開かれている「がんばろう鳥羽! 三冠花火」は今年で5年目。三冠花火の三冠とは「感謝・感動・歓迎」の3つの「カン」への思いを込めたもの。コロナ禍以降、祈りの気持ちを込めた花火は観光客や地元に大きな勇気を与えてきた。今年は7月14日に神島で、8月には菅島で開かれる予定。

鳥羽の夏最大の祭典「鳥羽みなとまつり」は今年で69回目。7月26日、鳥羽マリンターミナル周辺から約4千発もの花火が打ち上げられる。20時からの45分間、鳥羽湾の夜空に幻想の世界を描く海上の花火大会だ。城山公園やカモメの散歩道あたりが人気の見物場所。例年10万人もの見物客で賑わう。

鳥羽花火

鳥羽市の沿岸部で相次いで打ち上げられる

もうひとつ、夏恒例の花火イベントが鳥羽旅館組合の「夏の鳥羽湾毎夜連続花火」。今年は7月27日―8月20日に実施する。例年同様、市内各所をリレー形式で開催。小浜湾では小浜旅館街活性化組合による「小浜連続花火」として7月27日―8月5日、続いて8月6―10日にも開かれる。佐田浜では8月11―20日。それぞれ20時30分から5分間、小型連続花火を含む約100発の花火が楽しめる。期間中、鳥羽の夜空を見上げるとどこかで花火が上がる。

そのほか、7月14日には相差地区で開かれる「相差天王くじら祭り」でも大花火を開催。7月13・14日には「本浦天王祭り」、7月27日には石鏡、8月4日には答志島でも開かれる。

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