鳥羽城跡で人気の「御城印」
24/07/17
九鬼水軍の居城 珍しい「海城」に注目
戦国時代に織田軍の一員としてその名を轟かせた九鬼水軍が治めた鳥羽市。鳥羽市観光協会はこの歴史を観光まちづくりに生かそうと「九鬼プロジェクト実行委員会」を設立。戦国武将・九鬼嘉隆を中心とした九鬼水軍を前面に打ち出した取り組みを展開している。
その中心となるのが、九鬼水軍の居城だった鳥羽城。全国的にも珍しい海城として知られている。城郭の登城記念として全国的に人気を集める「御城印」が鳥羽城跡訪問の人気土産。御朱印の城版で、鳥羽城跡バージョンは朱色の家紋に城名が描かれているなど様々なバージョンが用意されている。購入は鳥羽市観光案内所と鳥羽歴史文化ガイドセンター、鳥羽市観光協会で。
鳥羽城跡は、九鬼嘉隆が1594年に築いた海城で、標高40㍍の小高い丘に築城され、四方は海、大手門は水門となっているなど水軍の基地として役目を果たした。3層の天守をはじめ13の櫓を備えていたという。
現在は、二の丸跡に鳥羽小学校が建ち、天守閣跡などに野面積みの石垣が残る。戦国時代最強の水軍大将とうたわれる九鬼嘉隆ゆかりの地は、九鬼家菩提寺の常安寺、嘉隆が自害した答志島など鳥羽城跡以外にも鳥羽市内に点在する。
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