観光業界専門紙「トラベルニュースat」おすすめ国内魅力再発見の旅

鳥羽の宿・最新情報(2)

コンセプト明確に需要開拓

吉田屋 錦海楼も21年7月に全室を抗ウイルス畳、ジアイーノ空気清浄機を設置。「和光」と同様に脱衣場に換気付きエアコン、男女大浴場ともミラブルシャワーヘッドとミラバスを設けた。

扇芳閣は「世界中の子育て、家族から最も愛される上質な旅館」をビジョンに掲げ、22年10月31日までリニューアル工事を行う。一部客室を100平方メートルに拡張し露天風呂とプライベートバルコニーを設け、畳部屋とベッド部屋を備え赤ちゃんやシニアに優しい客室にする。伊勢型紙や常滑焼などの伝統工芸品も配し、伊勢湾の文化を感じられる。レストランは「千代」と「潮騒」の2カ所を新設。「千代」は各世代が食卓を囲むフレンドリーな空間に仕上げ、家族団らんを演出。「潮騒」は黒を基調に落ち着いた雰囲気とし、大人の空間とする。伊勢志摩の食材を夫婦水入らずで味わえるように施す。同館では「コロナ禍で家族や近親者との旅行の機会が増えたことを受け、より心地よく、多世代、多家族が旅行できる新しい客室とレストランを造成します」としている。

扇芳閣

扇芳閣

季さら別邸刻は青い空、眼前に広がる鳥羽湾など青をテーマにした10の客室の魅力をPR。

懐古ロマンの宿季さらは、静かな森の中に離れ10室と離れスイート3室を設けている。

季さらOnenessはオーシャンビュー1棟貸切タイプのリゾートヴィラで1日3組限定。

ホテルリゾート彩華亭は22年12月から23年3月まで改修工事を行うため休業。コンドミニアム型ホテルに改修予定で「鳥羽にはないタイプのホテルとして新たな客層を取り込んでいきたい」としている。全室オーシャンビューで大きな窓を設け、開放感ある客室にする予定。キッチン付きの客室もあり、宿泊客自らが地元の食材を調理できるようにした。食事付きのプランもある。

鳥羽グランドホテルは22年10月、新しいフロア「満白(ましろ)」をオープンさせる。白を基調とした「満白」フロアは露天風呂付きの4室と一般客室10室の計14室。同館では「透明感ある空間で、特別なひとときをお楽しみください」。

海の蝶は「日本の宿は風情と情緒があり食事、客室、おもてなしのいずれも外国のホテルと違った魅力を備えています。その根本を忘れることなく、日本の伝統を守りながら時代に合った旅館経営を行っています。知多半島や渥美半島を望む眺望をご覧になりながらゆっくりとご滞在いただける別荘としてご利用いただけるよう頑張っていきたい」と宿としての矜持が魅力と訴えている。

三重県伊勢志摩 旅のおすすめサイト


戸田家
【鳥羽市】

鳥羽市観光協会
【鳥羽市】

鳥羽温泉郷
【鳥羽市】

福寿荘
【志摩市】

ホテル季の座
【紀北町】
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