新時代切り開く三重伊勢志摩でパワーを得る
ウィズコロナの旅は浸透し始め、三重県伊勢志摩に賑わいが戻ってきた。そんななか観光産業の早急な回復、強じんな観光地を目指そうと取り組みが進む。県が進める食の振興に旅館ホテルが一役買い、宿泊拠点となる鳥羽や志摩では地域の自然や文化の磨き上げで新しい魅力が続々誕生。新時代を自ら切り開く伊勢志摩は伊勢神宮の“信仰”に加え、時代の“進行”の聖地としても存在感を高めていく。
県産米を観光資源に 三重県がアンバサダー創設、伊勢志摩の旅館ホテル就任
情報発信やコラボ丼 米飯普及へ宿が一役 三重県がこのほど創設した、県産米の魅力をPRする「三重県産米アンバサダー」に、県内の旅館ホテルや飲食店12事業者が就任した。このうち伊勢志摩エリアの旅館ホテルからは5軒が選ばれ、旅の醍醐味である...
海女文化のリアル伝える 鳥羽在住の海女兼写真家・大野さん、京都市内で写真展開催中
「海女の普遍的世界」 フランスとの縁 鳥羽市で海女として活躍するフォトグラファー、大野愛子さんの写真展「海女の普遍的世界」が9月24日まで、京都市左京区のアンスティチュ・フランセ関西―京都で開かれている。現役海女だからこそ写し出せる海...
10月8日は「鳥羽の日」 1カ月にわたりイベント
鳥羽をもっと盛り上げたい 今年もこの日がやってくる。10月8日は「鳥羽の日」。鳥羽市では。10(と)8(ば)という語呂から特別な1日として設定、例年まち全体が盛り上がる。今年も10月の1カ月、市内各所で多彩なイベントを開催。市民、観光...
10月8日「鳥羽の日」にクラフト展
今年はマルシェも 「鳥羽の日」を彩るイベントのひとつ「鳥羽クラフト展」が10月8―9日に開かれる。鳥羽市民の森公園を会場に、全国からクラフトマンが集まり、手づくり工芸作品を展示即売。鳥羽だけの芸術の秋を盛り上げる。 今回で21回...
ウィズコロナのお化け屋敷登場 鳥羽市に「絶叫棺桶」、10月土日祝開催
恐怖の体験がまちの新しい魅力に 鳥羽市では10月の土日祝日、お化け屋敷イベント「絶叫棺桶―殺人漁夫の葬儀」が開かれる。コロナ禍中でも安心して楽しめる三密が回避できる特別仕様の“棺桶型”のお化け屋敷。鳥羽オリジナルバージョンの演出で鳥羽...
ふるさと納税でファンづくり 鳥羽市の返礼品は宿泊観光周遊券
旅でおもてなし 伊勢志摩観光の宿泊拠点、鳥羽市では「ふるさと納税」を活用して旅を楽しむという一手がある。納税への返礼品に真珠やカキなど特産品のほか、旅行に使えるクーポン「宿泊観光周遊券」を設定。鳥羽を支援すれば「旅」でお返しするという...
“看板商品”づくりにまい進 わたかの島
元教員の峠さんが奔走 自然体験充実図る 志摩市わたかの島の旅館・福寿荘は、観光庁の今年度事業「地域独自の観光資源を活用した地域の稼げる看板商品の創出事業」に提案していた事業が採択され、取り組みを進めている。自然豊かな島の環境を生かした...
滞在拠点として整備進む 渡鹿野旅館組合が「ビン玉あかりの散歩道」
魅力的な観光地づくり 渡鹿野旅館組合(木村圭仁朗理事長=福寿荘)は、三重県が実施する「魅力的な観光地づくり」事業に採択され、拠点滞在型観光の整備に取り組んでいる。 同事業は、県内の観光産業のコロナ禍からの再生・発展に向け、新たな...
鳥羽の宿・最新情報(1)
リニューアルや環境保全 鳥羽旅館事業同業組合(迫間優子理事長=鳥羽ビューホテル花真珠)加盟旅館のリニューアルや営業活動など、最新情報をお伝えしたい。 戸田家は9月から12月下旬にかけて、嬉春亭11―15階のスーペリアスイートおよ...
鳥羽の宿・最新情報(2)
コンセプト明確に需要開拓 吉田屋 錦海楼も21年7月に全室を抗ウイルス畳、ジアイーノ空気清浄機を設置。「和光」と同様に脱衣場に換気付きエアコン、男女大浴場ともミラブルシャワーヘッドとミラバスを設けた。 扇芳閣は「世界中の子育て、...