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県産米を観光資源に 三重県がアンバサダー創設、伊勢志摩の旅館ホテル就任

情報発信やコラボ丼 米飯普及へ宿が一役

三重県がこのほど創設した、県産米の魅力をPRする「三重県産米アンバサダー」に、県内の旅館ホテルや飲食店12事業者が就任した。このうち伊勢志摩エリアの旅館ホテルからは5軒が選ばれ、旅の醍醐味である食に欠かせない地元の米の美味しさをアピール。消費拡大、そして三重の食の魅力発信へ宿が一役買う。

アンバサダーは、米の消費量減少が進み、コロナ禍も追い打ちをかけるなか、県産米の需要を拡大しようと、今年度から新しく事業展開。アンバサダー起用によるマーケティング手法を用いようと、農業だけでなく観光業などとの連携が必要と観光業界や飲食業界に白羽の矢をたて、秋の新米の時期を中心に、県産米の美味しさや米を食べる大切さ、栄養の魅力などを伝えていく。

三重県産米アンバサダー

三重県産米アンバサダー

三重県産米の美味しさアピール

アンバサダーに就任したのは、旅館ホテルが風待ちの湯 福寿荘(志摩市)▽ザ・グランコート津西(津市)▽戸田家(鳥羽市)▽鳥羽グランドホテル(同)▽志摩観光ホテル(志摩市)▽大和リゾートHOTEL&RESORTS ISE―SHIMA(同)▽ヒルホテル サンピア伊賀(伊賀市)の7軒。飲食が福祿壽総本店(四日市市)▽太田館(同)▽無印良品近鉄四日市(同)▽牛銀本店(松阪市)▽老松(同)の5軒。

8月23日には津市のJA健保会館で就任式が開かれ、正式に就任した。事業期間は2024年度までの3年間。

三重県産米アンバサダー

アンバサダーに就任した12事業者の皆さん
(8月23日の就任式で)

アンバサダーのPR活動は、食事メニューに県産米の使用や情報を掲示▽HPやSNSを通しての情報発信▽PRグッズの店内での掲示―などを予定。事業者独自の活動として、秋期間のフェアで県産米を使った料理の提供▽県産米と県産食材のコラボ丼の提供▽QRコードによる情報提供などが挙がっているという。

旅館ホテル7軒中5軒が伊勢志摩エリアから選定。三重観光を代表するエリアとしての底力の発揮が期待されるところだ。

三重県伊勢志摩 旅のおすすめサイト


戸田家
【鳥羽市】

鳥羽市観光協会
【鳥羽市】

鳥羽温泉郷
【鳥羽市】

福寿荘
【志摩市】

ホテル季の座
【紀北町】
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