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小豆島が「持続可能な観光地」トップ100に 世界が認めたオリーブ島

「オリーブを核とした地域振興」 2年連続の選出

持続可能な観光の国際的な認証団体グリーン・デスティネーションズが発表する「世界の持続可能な観光地TOP100選」に10月、四国からは香川県小豆島町と愛媛県大洲市が選ばれた。なかでも小豆島町は2年連続の選出。「オリーブを核とした地域振興」をテーマに、生産の活性化をはじめオリーブによる持続可能なまちづくりが評価された。

「世界の持続可能な観光地TOP100選」は、観光地管理や文化財保護、環境など持続可能な観光に関する項目について審査し、中長期的な観光戦略を評価する。小豆島町は昨年、「中山千枚田の保全」をテーマに選ばれていた。今年は日本から10地域が選ばれた。

小豆島町では、隆盛期から低迷していたオリーブの生産を苗木の費用の助成や、循環型農業への挑戦など再活性化への取り組みをまちぐるみで展開。荒廃した農地を小豆島オリーブ公園として整備したほか、オリーブオイルをアピールするなどオリーブを島の顔のひとつとして観光活用することにも積極的に取り組み、まちづくりとして持続可能なシステムを実現させた。

小豆島のオリーブ原木

世界に認められたきっかけになった
小豆島のオリーブ原木

持続可能な取り組みは世界的な関心事。日本観光では10月11日には入国制限が緩和され、インバウンドの復活が期待される。今回の選出を町では観光振興に生かしたい考えで、世界的に注目を集める追い風になりそうだ。

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