眺望と温泉が癒し　ＨＯＴＥＬ花樹海／高松

高松市街を一望しながら旅の疲れを

高松市の旅館「夕凪の湯ＨＯＴＥＬ花樹海」は、県内中心部で貴重な都市型温泉旅館。客室で、大浴場で、足湯でと様々なスタイルで「美人の湯」として人気を集める泉質を味わえる。高松市街を一望できる眺望と温泉が旅の疲れを癒してくれるはずだ。

同館が近年自家源泉の掘削に成功したことは高松観光にとってエポックメーキング的な出来事だった。それは、高松は「温泉」のイメージが欠如していることが長年の課題だったからだ。

市内唯一の高濃度療養泉として誕生した自家源泉は、湧出量が毎分32トン。泉質濃度が１リットルあたり４・25グラム、ＰＨ９に相当する高濃度のナトリウム炭酸水素塩冷鉱泉で、入浴後には肌のすべすべ感が得られるため、「美人の湯」として人気に。筋肉や関節の痛み、疲労回復、胃腸をはじめとする疾患など様々な効能を有することも魅力だ。

温泉は、高松市内や瀬戸内海を一望できる屋上パノラマ大浴場や、天然岩露天風呂付き客室などで利用可能。２０２１年春にオープンしたエグゼクティブフロア「閑遊館（かんゆうかん）」では、全５室に天然温泉展望風呂が備わり、プレミアムスイート「塩飽」のほか、スイート「大槌」「小槌」「男木」「女木」から眺められる瀬戸内海や高松の景観も心を癒す。

また、ロビー奥のスカイラウンジには無料で利用できる天然温泉の足湯も設置。同館は四国が誇る景観を選定する「四国八十八景」にも選ばれており、高松市街地や屋島、瀬戸内海の島々など同館自慢の眺望を足湯に浸かりながら楽しめる。

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