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下呂の夜空に輝く大輪の華 花火大会が夜の定番に

「花火物語」は「悪疫退散」で開催 ミュージカルも人気

下呂温泉の夜の楽しみといえば「花火」。夏冬の「花火ミュージカル」、時節柄の祈願や祝いに花を添える「下呂温泉 花火物語」などで家族連れからカップルまで多くの人の心に感動を伝えてきた。コロナ禍になってからは「花火物語」をコロナ収束を願うスタイルに。本格的な観光復活は下呂の夜空に輝く大輪の華が告げる。

「下呂温泉 花火物語」は現在、テーマを「悪疫が退散し、平和が続く」という意味がある「天壌無窮(てんじょうむきゅう)悪疫退散」として開催中。3月までを期間としていたが、7月まで追加公演を実施している。

初代天皇・神武天皇の即位から起算した年数から毎回2681発の花火を打ち上げ。温泉街の夜景と花火が下呂を幻想的に包む。宿泊先の旅館ホテルからの観覧も可能だ。

打ち上げは下呂大橋下流から。残る日程は6月18、25日、7月2日、9日。時間は20時30分から10分間。

「花火物語」は通常、成人や節分、バレンタイン、合格祈願、お雛様、桜などをテーマに実施している。

下呂温泉 花火物語

コロナ収束を願って打ち上げられる花火

下呂を花火で一躍有名にしたのが、夏冬の人気企画「下呂温泉花火ミュージカル」。温泉街を流れる飛騨川河川敷から打ち上げられる花火が音楽に合わせて夜空に咲く一大ショーだ。打ち上げ数は1万3千発。花火ミュージカルで流れる音楽はクラシックからポピュラー、その年のヒット曲や話題の曲など多彩なことで知られる。音楽に合わせて異なる演出で花火が打ち上げられるのが見どころ。近年はコロナ禍で中止となったが、温泉地の新しい魅力創出の好例として知られる。

今年は3年ぶりに「下呂温泉まつり」の開催も決まり、「花火大会」「下呂温泉花火ミュージカル夏公演」も実施予定。久しぶりに下呂の熱い夏が帰ってくる。

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