「丹波進攻」を伝える史跡 明智軍の痕跡のこる/亀岡
20/01/10
激戦の跡へ
光秀の丹波進攻を伝える史跡は、亀岡市内に今も数多く残る。
丹波を治めていた波多野氏家臣・内藤氏の居城だった八木城跡。光秀は隣接する千手寺を砦として拠点にし、八木城を攻略した。境内の上には砦跡があるとされる。戦勝祈願は岩城神社で。
丹波国分寺跡は、明智軍侵攻で伽藍が焼失。塔跡の礎石に残る矢穴は、光秀の丹波亀山城築城の際とする説も。
御影山城跡は国人衆が防戦した地。曲輪や堀切が今も残る。麓に位置する出雲大神宮は縁結びで知られる。最後まで明智軍に抵抗した福井氏の余部丸岡城跡は今は西岸寺に。山本城跡の如意寺は明智軍の案内役を務めた宇野秀清の位牌を祀る。
明智軍が攻め落とすのに苦労した、堅牢な笑路城跡は山中に苔むした石垣が。この城攻めで明智軍の行く手を遮った大岩「明智の戻り岩」も近くにある。
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