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光秀が礎を築いた 京都府福知山市/光秀戦国紀行

福知山治めた光秀でまちおこし

京都府福知山市では1月11日から、福知山城公園内の佐藤太清記念美術館で「福知山光秀ミュージアム」が行われる。

「麒麟がくる」大河ドラマ企画展をはじめ、最新の調査研究に基づいた新たな視点で、ドラマの時代考証を担当する小和田哲男さんが監修した「明智光秀の生涯と丹波・福知山」に関する展示で、福知山のまちの礎を築いた光秀像を発信する。

ミュージアムとともに立ち寄りたいのが福知山城。初代城主は光秀で、1986年に復元された大天守は、甲冑や書状など光秀ゆかりの品を展示する郷土資料館になっている。一見乱雑に見える「野面積み」の石垣は、光秀が築城した当時の面影を伝えている。

城下には、水害からまちを守るため築かれた「明智藪(光秀堤)」、光秀の御霊を祀る「御霊神社」のほか、ユニークな「光秀の愛したプリン」や光秀の家紋の焼印が押された「桔梗ロール」などのスイーツがそろう「明智茶屋」も。地元ガイドとめぐるまち歩きツアーも設定されている。

また、福知山市では、光秀の子孫とされるクリス・ペプラーさんを特別大使として情報発信を強化。光秀の名を冠した「大茶会」などのイベントも相次ぎ開いている。

クリス・ペプラーさん

光秀の子孫とされるクリス・ペプラーさん(右)
が特別大使に。
後ろに映るのは福知山城

光秀ミュージアムの団体入場の際は、事前予約が必要。同時に、貸切バス駐車場も申し込める。福知山光秀プロジェクト推進協議会 電話0773―48―9108へ。

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