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日本最古の湯を味わう 道後温泉本館、神の湯は営業継続中

源泉かけ流しでぜいたくに

現在、保存修理工事中の道後温泉本館。約3千年、日本最古の温泉ともいわれる歴史を持つ道後温泉のまごうことなきシンボルだ。その歴史的空間で名湯を無加温、無加水の源泉かけ流しで楽しめるというぜいたくさが、多くの観光客を本館に向かわせる。

道後温泉の起源は、足を痛めた白鷺が湧き出る温泉で傷を癒したこととされる。泉質はアルカリ性単純温泉、温度は約42度で、効能は神経痛や関節痛、冷え症、疲労回復など。現在は利用可能な18本の源泉からお湯を集中管理施設に集めて「分湯場」でブレンド化し、加水・加温なしに入浴に適した泉温にして道後温泉本館など外湯施設や旅館ホテルに配湯することで、良質な湯の提供を実現している。

そして、その湯を源泉かけ流しで提供する道後温泉本館。1894年に改築され、現在保存修理工事中だが、これまでも増改築を繰り返しながらも改築当時の姿を保ち続けてきた。

建物は木造三層楼の「神の湯棟」、日本で唯一の皇室専用浴室「又新殿」など複数の建物が複雑に連結されており、1994年には、公衆浴場としては初めて国の重要文化財の指定を受けた。

工事中は素屋根に覆われているが、本館西側の唐破風や看板はこれまで通り見学可能。館内では1階「神の湯」で営業を続けており、入口は本館北側に変更となっている。

道後温泉本館

保存修理工事に伴い北側に移されている入口

神の湯は地元住民も利用を続けており、趣きは古き良き銭湯の香りを色濃く残す。浴室は石造りで、砥部焼の陶板画、浴槽に備わる円柱形の「湯釜」と呼ばれる湯口など本館ならではの設えが名湯の趣きを伝える。

営業時間は6−23時。利用料は大人420円。

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