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道後温泉本館5年半ぶり営業再開 保存修理終え、快適性が向上

道後のシンボルが復活

愛媛県松山市の道後温泉本館が7月11日、全館で営業を再開した。5年半にもおよぶ保存修理工事による休館を経ての復活。長らく待った道後のシンボルの本格的な営業再開に地元は歓喜し、次の100年を見据えて歩みを進めだした。

道後温泉本館は明治27年に建造。以降、現代にいたるまで道後の象徴として地元、観光客ら多くの人の衆目を集めてきた。公衆浴場として初めて国重文に指定されるなど「入浴できる重要文化財」として文化的価値も高いことで知られる。

保存修理工事は2019年1月から開始。道後の貴重な資源として未来へ継承するという地元にとっては一大行事として丁寧に進められてきた。工事期間中、一部で営業を続けながら、工事用テント幕をアート利用するといった工事期だけの楽しみ方を提案するなど工夫を凝らしてきた。

工事によって耐震補強、屋根の葺き替えなど、従来のスタイルを保ちながら建物としての強度向上に成功。文化財としての保存修理であり、階段も浴場も従来通り。3階にはこれまで使われていなかった部屋を改装し貸切の休憩室2室が設けられ、インバウンド需要にも対応するなど受入体制の強化や快適性の向上も図られた。

道後温泉本館

道後温泉のシンボルが
5年半ぶりにリニューアルオープン

営業再開を機に、入浴券も一新。地元のイラストレーターによる本館とその界わい、本館館内図を描いたものになり、貸切休憩室の入浴券は江戸時代の技法「立版古」を採用し立体的な構図を楽しめるものにするなど土産としても重宝されるスタイルになった。

道後の旅館関係者らでつくる道後温泉誇れるまちづくり推進協議会は本館の営業再開の今年、道「道後温泉2050ビジョン」を策定。新しくなった本館を中心に地元一体で未来の道後を描こうと意気込んでいる。

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