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商店街が山岳観光の拠点 33店で「こまがねテラス」/駒ヶ根

「駒ヶ岳を遊ぶなら、まず根っこから」 各店が様々なサービス

駒ヶ根市の中心市街地でおもてなしプロジェクト「こまがねテラス」が展開されている。市内商店街を中心におもてなし企画を設定。南アルプスと中央アルプスという2つのアルプスに囲まれた山岳観光拠点の地として、来訪者に寛ぎ、楽しんでもらえるまちづくりに取り組んでいる。

プロジェクトは2017年7月、駒ヶ根駅前や広小路商店街などの商店15軒が参画しスタート。2つのアルプスの間のまち・駒ヶ根を「テラス」と捉え「駒ヶ岳を遊ぶなら、まず根っこから」を旗頭に、山岳観光・登山者をはじめ訪れたすべての人に心地よく過ごしてもらえるまちを目指して取り組みを進めている。今年9月には参画店が33軒に増え、市が事務局を務め情報提供、交流機能の強化を図るなど本格的に活動を展開している。

こまがねテラス

「こまがねテラス」の店舗に
掲げられている黒板

参画するのは、古くから営業する地元の一般的な店舗。それが、洋品店では人気登山ブランドのウェアを販売したり、化粧品店では登山時の紫外線対策を伝授したり、衣服を着たまま山の疲れをとれる岩盤浴があったり、コーヒーショップでは下山時のリフレッシュのために桶の足湯を用意したりと、各店それぞれに山岳観光客へのサービスを設定。

ほかにも和菓子店では駒ヶ根特産の新たな商品を販売、各店で地元の話をお客に伝える意識を持つなど、各店が駒ヶ根という地域性を強く意識したおもてなしを用意しており、まち全体で山岳観光の拠点・駒ヶ根の強化を図っている。

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