観光業界専門紙「トラベルニュースat」おすすめ国内魅力再発見の旅

四季折々の表情を魅せる 由志園/松江

春の牡丹から続く花のリレー

由志園(島根県松江市)は松江市から少し車を走らせた位置にある大根島に立地。かつて日本一の牡丹の生産地だった島の歴史を体現する、牡丹と高麗人参の里だ。大輪の牡丹の花咲く池泉(ちせん)回遊式の日本庭園が園の顔。牡丹のほかにも四季折々の花々が咲き、来園者の目を楽しませている。

春はやっぱり牡丹。花が旬を迎える4月中旬―5月上旬のほか、屋内庭園を備えていることから1年中開花しており、園の看板としての役目を果たしている。

春は「牡丹園遊会」を開催。チューリップやシャクヤク、そして牡丹と春の花々をフィーチャーするが、そのうちゴールデンウイークの4月29日―5月4日は3万輪の牡丹が池泉に浮かぶ「池泉牡丹」が開かれ、牡丹の花々の美と芳香が一面を包み込む。5月5・6日は黄色の花々が敷き詰められたイエローガーデン「黄金の池泉牡丹」、4月29日―5月6日は茶室周囲の庭園を牡丹でじゅうたんのように埋め尽くした「牡丹苑路」も登場する。

その後、藤やツツジ、サツキに続き、初夏には花菖蒲が園内を彩る。梅雨にはアジサイも見どころだ。緑に輝く木々とともに夏に入ると、ドライミストの噴霧が涼しさを運び、「雲海庭園」が見どころとなる。

秋は紅葉、冬は寒牡丹とイルミネーションと日本庭園にとどまらない絶景の演出で一年を通して飽きさせない美が来園者を出迎える。

由志園

池泉回遊式庭園が来園者の目を楽しませる

島根県・鳥取県西部 旅のおすすめサイト

佳翠苑皆美

なにわ一水

由志園

皆生グランドホテル

お菓子の壽城

米子市観光協会

この記事をシェアする
今すぐにでも出たくなる旅 最新
海と生き海を守る三重鳥羽の旅

鳥羽市の基幹産業である漁業、観光業が連携を図り、漁業者と観光事業者が抱える課題を出し合って...

蒙古襲来750年・歴史とロマンを感じる長崎県壱岐・松浦

時は鎌倉、大陸から元が日本へ侵攻した一度目の蒙古襲来(元寇:文永の役)から今年で750年。...

個性全開、輝き増す山陰紀行・島根鳥取西部編

島根県では美肌県を前面に、2023年に高視聴率を記録したテレビドラマ「VIVANT」のロケ...

購読申し込み
夕陽と語らいの宿ネットワーク
まちづくり観光研究所
地旅
関西から文化力
トラベルニュースは
文化庁が提唱する
「関西元気文化圏」の
パートナーメディアです。
九観どっとねっと
ページ
トップへ