未来へつなぐ四国「おもてなし」の魂・香川編
「四国はひとつ」の旗頭のもとに4県がひとつになって観光振興を進める四国。その根幹は、四国八十八カ所霊場を巡礼するお遍路さんへの「おもてなし」の文化だ。悠久の歴史を紡ぐなかで、その心根は四国全土の風土として根付き、日本観光のキーワード「おもてなし」の心を体現する地こそが四国だといえる。その心を継承すべく持続可能な取り組みを進める四国各地の熱意、その魅力に現地で迫る旅が旅人の心を熱くする。今回は香川県編。
遍路文化を後世に継承 “四国は一つ”守り育てる、持続可能なおもてなしへ
「四国はひとつ」の旗頭のもとに4県がひとつになって観光振興を進める四国。その根幹は、四国八十八カ所霊場を巡礼するお遍路さんへの「おもてなし」の文化だ。悠久の歴史を紡ぐなかで、その心根は四国全土の風土として根付き、日本観光のキーワード「おもて...
遍路人口の減少に危機感 遍路とおもてなしネットワーク・半井真司理事長に聞く
共感の輪を広げ世界文化遺産登録につなげる 1200年の歴史を持つ四国の伝統文化であるお遍路を維持・継承するために当NPOがあるわけですが、今最も大きな課題はお遍路さんの減少です。外国人は増加してはいるものの、日本人のお遍路さんは減少傾...
香川県琴平町・三豊市、徳島県三好市、高知県中芸「DEEP SHIKOKU」四国の深淵へ 瀬戸内海~太平洋をつなぐ4地域が広域連携
広域観光の推進に全国各地が取り組んでいるが、四国では徳島県三好市と香川県琴平町が県境を越え、市単位で観光推進を図ってきた。このほど、これに香川県三豊市と高知県中芸地域が参画。より広域での地域ブランディングに乗り出した。掲げる旗頭は「DEEP...
小豆島が「シルバーアワード」 グリーン・デスティネーションズが選定、持続可能な島観光に国際認証
「サステナブルな島」評価 香川県小豆島がこのほど、持続可能な観光の国際的な認証団体グリーン・デスティネーションズから今年度の「シルバーアワード」に選ばれた。四国からは愛媛県大洲市とあわせて初受賞。サステナブルな島・小豆島としてのブラン...
シェアサイクルや自動運転バス JTB、小豆島内の交通開発
「エリア開発事業」 地域活性化へ本腰 JTB(山北栄二郎社長)が香川県小豆島を舞台に「エリア開発事業」を始めた。自治体や企業ら地元との連携で観光地としての実感価値向上と持続可能な発展を目指す。第1弾は8月にシェアサイクル事業を拡充、第...
高峰秀子さん生誕から100年 全国各地で記念イベント、「二十四の瞳」は公開70周年/小豆島
昭和の名優の節目 日本映画不朽の名作「二十四の瞳」は今年映画公開から70周年、主演した女優・高峰秀子の生誕100年という節目を迎えた。映画の舞台で、テーマパーク・二十四の瞳映画村を抱える香川県小豆島町を実行委員会とする生誕100年プロ...
サステナブルアイランド―オール小豆島でまい進中 景観保全や循環型農業
持続可能のトップランナー 四国全体が観光のテーマに「持続可能」を掲げる中、香川県小豆島はそのトップランナー。国際認証団体から高評価を得ているように、持続可能な地域を目指す取り組みは地元に根付き、サステナブルアイランドとしてまい進してい...
持続可能性を体現する原木 小豆島オリーブ園
110年、島を見守る 小豆島オリーブ園(小豆島町)には、小豆島に植栽された最古のオリーブの原木が立つ。小豆島名産としてオリーブが愛されてきた歴史を見つめ続けてきた、いわばサステナブルアイランド小豆島を体現する存在だ。 同園は3㌶...
電子ゴミのアート作品 小豆島国際ホテル
「MAGO GALLERY SHODOSHIMA」 小豆島国際ホテル(土庄町)が設けているギャラリー「MAGO GALLERY SHODOSHIMA」。電子ゴミや海岸のゴミで作り上げたアート作品が並び、アート×SDGsという小豆島の新...
世界が認める客室の眺望 花樹海/高松
エグゼクティブフロアで癒しのひと時 香川県高松市の旅館「夕凪の湯HOTEL花樹海」は、県内で貴重な都市型温泉旅館。自家源泉は湧出量が毎分32㌧、泉質濃度が1㍑あたり4・25㌘、PH9に相当する高濃度のナトリウム炭酸水素塩冷鉱泉で、入浴...
食事も入浴も愛犬と一緒 紅梅亭別邸とら梅/琴平
現代の「こんぴら狗」 香川県琴平町の琴平グランドホテルはこのほど、湯元こんぴら温泉華の湯紅梅亭の別邸として、愛犬と一緒に泊まれる「別邸とら梅」をオープンした。愛犬と一緒に入浴できる露天風呂や一緒に食事が楽しめるインルームダイニングを設...