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四季折々の日田伝統祭事 昼夜開催の日田祇園や天領まつり

地域の風土と伝統を色濃く感じて

日田の祭事は四季折々。季節の風が地域の風土と伝統を色濃く伝える。

天領日田おひなまつりは2―3月の開催。豆田町と隈地区を中心に旧家や資料館に雛人形や庶民に親しまれた「おきあげ雛」などを展示し艶やかな天領文化を楽しんでもらう。ほぼ同時期に、梅の里と呼ばれる大山町で春の訪れを伝える「日田おおやま梅まつり」も。

初夏の訪れを告げる「日田川開き観光祭」は5月下旬。花火大会やどんたくパレードを中心に各所でイベントが催され、筑後川水系の鮎漁の解禁と鵜飼いシーズンの開幕を祝う。

夏は「日田祗園」。約300年の歴史を誇る夏の伝統行事で、絢爛豪華な山鉾が祗園囃子の音色をバックに豆田町など歴史ある町並みを巡行する。提灯の明かりが彩る夜の晩山がクライマックス。7月中―下旬の開催。

日田祗園の晩山

日田祗園の晩山

秋は11月上旬の「日田天領まつり」と「千年あかり」。日田天領まつりは、時代衣装散策をはじめとする催しで天領時代の栄華を現代に蘇らせる。夜は豆田町と花月川のほとりを竹灯籠の明かりで彩る「千年あかり」で幽玄の世界を創出する。

日田天領まつり

江戸期の栄華を再現する日田天領まつり

大分県日田市 旅のおすすめサイト

日田市観光協会「おいでひた」【大分県】

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