持続可能のシンボル巨樹 樹齢1600年、宝生院のシンパク/小豆島
23/10/30
地元が守り継ぐ巨木からパワー感じて
推定樹齢1600年といわれる世界に誇る巨樹「シンパク(別名ミヤマビャクシン)」が土庄町の宝生院の境内に祀られている。古墳時代に第15代・応神天皇が植えたと伝わり、国の特別天然記念物にも指定されている。
1600年もの間、途絶えることなくシンパクを守ってきたのは地元の人たち。大正時代に設立された保存会は2022年にちょうど100年を迎えた。根を保護するために木道で周囲をぐるりと回れるようになっており見る角度によっては樹皮や樹形が龍や象、亀のように見える。
保存会の人たちは「長い年月をかけて自然が育んだ巨木のパワーを感じてみてください」と話しており、小豆島の持続可能な観光のシンボル的な存在としてぜひ訪ねて、龍や象を見つけてみたい。
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