“生き字引”の原木 小豆島オリーブ園
23/10/30
多角度からオリーブに触れる
小豆島オリーブ園(小豆島町)は、オリーブの魅力を伝え続けて100年を超すオリーブアイランドを味わえる施設。観光農園、製品の直売、レストラン、体験とオリーブを多角度から触れられる。オリーブをまるごと活用するその取り組みは、次代へ継承するSDGsの観点と合致する。
持続可能を体現するのが、最古のオリーブの原木。小豆島ではオリーブが植栽されてから110年を超えるが、この原木はその間ずっと立ち続けてきた生き字引的存在。
3ヘクタールの敷地内に約2千本のオリーブを栽培する観光農園ではオリーブそのものに触れられ、イサムノグチの遊具彫刻や、あかりを展示したギャラリーが点在。オリーブオイルやハンドクリームなど多種多様なオリーブ製品も製造・直売する。
レストラン「オリーブパレス・レストレア」ではオリーブをはじめ島の食材を使ったメニューを提供。併設する体験スペース「LaboleA(ラボレア)」では、オリジナルのオリーブオイルづくりや、オリーブオイルを使った「オリジナルバスボム作り体験」などここだけの体験が充実する。体験の所要時間は30―40分。料金は1人1千円。1―15人ぐらいまで体験できる。
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