サステナブルアイランド四国への誘い・香川編
四国が進める観光のテーマは「持続可能」だ。社会全体のテーマとしてもはや中心に座りつつあるサステナブルをキーワードに、四国内各所が手を取り合い、四国全体がひとつになって持続可能という目標に向かってまい進している。四国ツーリズム創造機構や四国内の市町村、DMOが参画する「四国『持続可能な観光』推進ネットワーク」だけでなく各地域も独自の取り組みを展開。次代へつながる観光地四国ならではの「Shikokuブランド」を確立し、懐かしくも最先端の旅を旅行者に提供する。今回は第1回香川県の魅力をご紹介しよう。
「持続可能」掲げ四国一丸 その実力は世界へ
四国が進める観光のテーマは「持続可能」だ。社会全体のテーマとしてもはや中心に座りつつあるサステナブルをキーワードに、四国内各所が手を取り合い、四国全体がひとつになって持続可能という目標に向かってまい進している。四国ツーリズム創造機構や四国内...
大地の記憶が紡ぐストーリー せとうち讃岐ジオパーク、香川県が推進
グルメ×ツーリズム 香川県では、ジオ(大地)に「食(海の幸)×観光(ツーリズム)」を掛け合わせた「せとうち讃岐ジオツーリズム」を推進している。讃岐うどんや瀬戸内海で育った海の幸などを「ジオグルメ」と称し、ジオツーリズムを推進している。...
琴平の旅館が高付加価値化 紅梅亭・桜の抄・琴参閣
露付スイート改築 華の湯紅梅亭はこのほど、新たに露天風呂付き客室リビングスイート「君子香」をリニューアルした。テラスからは讃岐富士(飯野山)やことでん(高松琴平電気鉄道)を望めるなど、身体も心も安らぐひとときを提供する。 君子香...
世界が認めたサステナブル観光 小豆島の自然や暮らしに根づく
中山千枚田の保全・オリーブを核とした地域振興 香川県・小豆島は、持続可能な観光地を目指す四国にあって、その先鞭をつけた地といってもいいだろう。瀬戸内海に浮かぶ島という自然環境のなかでの暮らしを産業、観光に結び付ける取り組みが地元に根付...
70年前の作品を未来へ紡ぐ 二十四の瞳映画村/小豆島
海の資源保護と平和教育 主演・高峰秀子の節目も 二十四の瞳映画村(小豆島町)は、小豆島が舞台の名作「二十四の瞳」を顕彰するテーマパーク。島出身の作家・壺井栄が描いた物語は「教師と生徒の心の触れ合い」を通して、70年以上も前の時代であり...
持続可能のシンボル巨樹 樹齢1600年、宝生院のシンパク/小豆島
地元が守り継ぐ巨木からパワー感じて 推定樹齢1600年といわれる世界に誇る巨樹「シンパク(別名ミヤマビャクシン)」が土庄町の宝生院の境内に祀られている。古墳時代に第15代・応神天皇が植えたと伝わり、国の特別天然記念物にも指定されている...
“生き字引”の原木 小豆島オリーブ園
多角度からオリーブに触れる 小豆島オリーブ園(小豆島町)は、オリーブの魅力を伝え続けて100年を超すオリーブアイランドを味わえる施設。観光農園、製品の直売、レストラン、体験とオリーブを多角度から触れられる。オリーブをまるごと活用するそ...
地域循環を実践 道の駅小豆島オリーブ公園
小豆島のSDGsを代表する地 道の駅小豆島オリーブ公園(小豆島町)は、2022年の「世界の持続可能な観光地TOP100選」に選定された舞台。荒廃農地を整備して誕生し、オリーブの循環型農業の実現や観光資源化など、島のSDGsを代表する地...
電子ゴミのアート作品 小豆島国際ホテル
社会的意義も見る人に訴えかける 小豆島国際ホテル(土庄町)では2022年5月、廃材を使ったアート作品のギャラリー「MAGO GALLERY SHODOSHIMA」をコンベンションホールにオープン。ガーナに投棄された電子ゴミや海岸のゴミ...
心豊かな時間が持続する オリビアン小豆島夕陽ヶ丘ホテル
夕陽ヶ丘の維持継承と地産地消 オリビアン小豆島 夕陽ヶ丘ホテル(土庄町)は瀬戸内海の眺望、海に沈む夕陽など美しい景観に包まれたリゾートホテル。客室での穏やかな癒し、スポーツ施設でのリフレッシュなど小豆島だからこその心豊かな時間を提供し...