電子ゴミのアート作品 小豆島国際ホテル
23/10/30
社会的意義も見る人に訴えかける
小豆島国際ホテル(土庄町)では2022年5月、廃材を使ったアート作品のギャラリー「MAGO GALLERY SHODOSHIMA」をコンベンションホールにオープン。ガーナに投棄された電子ゴミや海岸のゴミで創った作品はアートとしてだけでなく社会的意義も見る人に訴えかける。アートの島としての側面も持つ小豆島ならではのSDGsだ。
ギャラリーは、美術家の長坂真護さんによるもの。長坂さんは、世界中から電子ゴミが集まっているガーナで廃材を収集。パソコンや携帯電話の部品などを組み合わせ、ガーナの人々の苦しい暮らしを訴える作品として昇華させた。
作品の売上は学校の建設をはじめ現地のために使われ、電子機器のリサイクル工場の建設も視野に入れるなど、持続可能な社会づくりに貢献する意義も持つ。
ギャラリー開設は、長坂さんが二酸化炭素削減に向け島特産のオリーブをガーナに植えることを学ぶために訪れたのがきっかけ。入場は無料。
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