赤いハンカチで客船を見送る 鳥羽港のおもてなし
25/07/16
鳥羽流のおもてなしの矜持
クルーズ需要が回復するなか、三重県にも8月18日から―2026年3月5日まで10本のクルーズ客船が寄港する。鳥羽市・鳥羽港にも多くの大型クルーズ客船が寄港するが、鳥羽市観光協会では地元の逸話から出港時に「赤いハンカチ」で見送るセレモニーを実施してきた。見送る側、見送られる側双方に好評で、鳥羽流のおもてなしの矜持を示している。
赤いハンカチのエピソードは、地元の名士、“世界の真珠王”こと御木本幸吉から。幸吉が横浜港を出港する際、赤いハンカチを杖に巻き付けて見送りに応えたことから、鳥羽ではこの文化が根付いている。
見送りセレモニー「リメンバー赤いハンカチ」は見送りの遊覧船とクルーズ客船の乗客との双方で赤いハンカチを振り合う。鳥羽マリンターミナルなど集合場所へ行けば、予約なし、無料で誰でも参加可能なので、鳥羽の旅の思い出に感動の瞬間に立ち会おう。
今後のクルーズ客船の入港予定は鳥羽市観光協会HPへ。
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